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経営の哲学
P.F.ドラッカー著/上田惇生訳
「事業の目的として有効な定義は一つしかない。顧客の創造である。」
「顧客は自らが求めるもの、必要とするもの、期待するものにしか関心をよせない。顧客の関心はつねに、この製品あるいはこの企業は自分に何をしてくれるかである。」(いずれも第5章「顧客」より))
ドラッカーの数多くの著作の中から“使える”センテンスだけを抜き出し、テーマ毎に余裕のあるレイアウトで並べた名言集。今回の「経営の哲学」に加え、「仕事の哲学」「変革の哲学」「歴史の哲学」と計4種類がすでに出版されている。
1ページあたりの字数も少ない上、全部で200ページ強ほどのボリュームなので1日あれば読み通してしまうだろうと思ったが、さすがに選び抜かれた名言ばかり。1ページ毎に立ち止まっては、自分や会社が置かれた現状と照らし合わせて考えさせられることが多く、結局読み終えるのに一週間近くも要してしまった。
今まで氏の著作は数多く読んできたので、ほとんどが一度は目にしたことのある言葉ばかりのはずだが、こうして巧く編集して呈示されると、新たな付加価値が生まれるようだ。
「一度も間違いをしたことのない者、それも大きな間違いをしたことのない者をトップレベルの地位に就かせてはならない。間違いをしたことのない者は凡庸である。そのうえ、いかにして間違いを発見し、いかにしてそれを早く直すかを知らない。」(第13章「人のマネジメント」より)
(2004/1/4更新)
*P.F.ドラッカー教授のその他の本:
「ネクストソサエティ」
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