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なつかしのTV青春アルバム!
岩佐陽一著
「『ロボのバカ、なにをするんだ?死ぬぞ!ロボ・・・!』
命令を無視して飛ぶ、飛ぶロボ!
『ロボ、僕の命令をどうして聞けないんだ?』
星の海へやって来たロボは、折しも前方に飛来した深紅の大隕石に特攻を敢行。宇宙の塵と消えた。」(「慟哭の章」より)
両親が酒場を経営していて留守がちだったので、子供時代はヘビーなテレビっ子だった。戦争体験や学生運動、ビートルズなど世代をくくる共通のカルチャーがないせいか、60年代生まれはテレビ番組、それもヒーローものの話題で盛り上がることが多い。そのうちウルトラシリーズと仮面ライダーについては、共に語り合える年齢にもかなり幅があるが、ジャイアントロボやスペクトルマン、快傑ライオン丸、シルバー仮面、愛の戦士レインボーマンあたりになるとグッと年齢層が絞られ、さらに魔神バンダー、行け!ゴッドマン、白獅子仮面にまで話が及ぶと限られた者しかついて来れず、座が白けてしまうことも多い。
この本は、そんなヘビーな元テレビっ子たちに捧げられたマニアックな一冊。
「かつて、これらのドラマや実写変身ヒーロー作品を創っていた人々のほとんどが実際に身をもって戦争を体験し、その経験に対する自身の“答え”を映像にぶつけていたからだ。だから、そこには“生の迫力”があるーーこの上もない“説得力”がある。映画やテレビ、漫画や小説、それにゲームで、しかも“リセットの利く人の生き死に”しか知らないような、今の若造ならぬバカ造どもの創る生半可なドラマとはワケも格も違うのだ。」(「おわりに」より)
(2004/1/8更新)
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