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戦略プロフェッショナル
三枝匡
「事業戦略を成功させるには、現在業界で当たり前になっている競争のルールに穴をあけなければならない。つまり事業に成功する人は、自分で新しい競争のルールを創り出していく人である。今市場で行われている競争のルール(業界の「常識」)にのっとってやっているだけなら、二位の企業は永遠に二位、三位の企業は永遠に三位のままである。」(プロローグー日本企業の泣きどころより)
ポートフォリオ分析、PLC、セグメンテーション分析etc.、これまで教科書的に知っていただけの「戦略理論」の使い方が、事実に基づく小説風物語とそれを補う解説を読んでいるうちに、まさに“腑に落ちる”感覚を味わった。日本にはいわば耳年増のような「インテリ戦略マン」が増えたが、実際に使えないからその武器の本当の威力がわからない、という一節が同書の中にあるが、今の自分はまさにその通りの耳年増。顧客から依頼を受けたプランニングの仕事でその知識を使うことはあっても、自社の経営に全く生かそうとしなかった。この本を読んで、どうやってこれらの戦略理論の知識を使うべきかが、少し見えて来たような気がする。う〜ん、やるべきことは多いぞ・・・。
「企業戦略の中で、セグメンテーションほど創造性を求められるものは他にないという。競合企業の気づかぬうちに、新しいセグメンテーションを創り出す企業が、勝ちを収める。」
「セグメンテーション作業は、重要な戦略決定のプロセスそのものだからである。」(いずれも5「本陣を直撃せよ」より)
(2004/1/22更新)
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