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企画力
田坂広志
近年は「企画書の書き方」的なハウツー本がやたら増えているが、立ち読みレベルで敢えて言うなら、参考になりそうなものは、ない。だから最近は売場で手に取ることすらない。ただ本書については、田坂広志という著者名に惹かれ、ちょいと手に取ってみた。で、いきなりこの一文が眼に飛び込んできた。
「採用されない企画書は、『紙くず』にすぎない。」(「人間と組織を動かす力。それが、企画力」より)
企画に携わるプロフェッショナルとしてどのような覚悟を持つべきか、改めて突きつけられた様な気がした。そう。企画は実現させて初めて意味があるのだ。
省資源が叫ばれる今日。これ以上たくさんの“紙くず”を世の中に産み落とさないよう、性根を入れ直す事にしよう。
「『最高の企画書』とは、『最高の推理小説』である。」(同名の章より)
「『戦略』という字を見つめてください。
それはどのような意味か。
『戦い』を『略(はぶ)く』
その意味です。」(「『表の企画書』だけでなく『裏の企画書』をつくれ」より)
「企画書の究極の役割とは何か。一人のプロフェッショナルとしての思いを込めて、申し上げましょう。
『縁』を結ぶことです。」(「企画書は、読み終えた一瞬が、勝負」より)
(2004/4/2更新)
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