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ネーミングの極意
木通隆行
「ことばが意味とともに伝えるこのようなイメージのことを、私は『表情』と読んでいます。文字は意味を伝えるときには効果的に働きますが、音は表情を伝える上で決定的な働きをします。表情は意味の周りを取り巻くオーラのようなかたちで存在し、意味を修飾したり、情緒を添えて会話に幅や奥行きを作ります。」(第二章「これで十分、音相理論入門」より)
ネーミングの具体的なテクニックやコツを説いた本は数多あるが、本書は言葉自体の表情や情緒、オーラの様なものを独自の理論で解説している点で画期的。
特にゲーム感覚で楽しめるのが、著者が開設した音相システム研究所のWEBサイト内にある「Onsonic」。分析したい言葉を入れるだけで、新鮮さ、躍動感
、安らぎ、安定感、信頼感、明るさ等、その言葉の持つ表情がスコアになって表示される。
ちなみに我々の社名フリーストは、自由のFreeに主義者や職人・技術者を表すistを合わせた造語であるが、Onsonicで分析すると、スコアの高い順から「爽やかさ・清らかさ」87.5、「都会的・現代的」60.0、「安らぎ・暖かさ」54.5となり、私「ゆうしゅんじ」の名は、「信頼感・安定感」95.0、「充実感・高級感」「非活性的・静的」が各75.0であった。皆さんもぜひ。
「ネーミングが成功するか否かは、訴えるべきコンセプトをいかに適切に表現するかで決まるといっても過言ではありません。したがって、現用されている商品の音相を分析するようなときは、それがどのようなコンセプトのもとで作られたかが明らかでないと、正しい評価はできないのです。」(第三章「ブランドの価値は音相が決める」より)
(2004/5/24更新)
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