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ブランドII
岡安道/岡田望著
岡「すぐれたブランドは官能的。だから『理論で問題を抽出し、感情で解決する』これが、理想だ。」
吉田「その一言でこの章は終わり、という感じだ。」(容疑4「理論と感覚のサスペンス」より)
どんな世界・領域においても、ブランドになったものが勝ちである。そして広告の世界で岡康道と言えば知らない人がいない一流ブランドだから、いずれ自分もブランドになりたいと願うクリエイティブ畑の若い人達にとっては、前作「ブランド」と合わせて必読の二冊ということになるのだろう。
特に下で引用した本書最終章の「優れたクライアントに選ばれる制作者でありたい」という岡氏の言葉は、共感度100%。一流クリエイターの口から出ると尚のことカッコいいと思う。
惜しむらくは、「ブランド」というタイトル(=テーマ)に対して前作以上に忠実にあろうとしたせいか、話の流れにやや不自然さ、唐突さが散見した気がしないでもない。内輪話的要素をブランド論に結びつけた(ように見える)箇所もあったし。
でも、どんな名作映画や小説も、「続」や「PART2」はこんなもの、と思えばどうってことはない。マーカーペンで本文に引く線の数が半分以下に減ったという、ただそれだけのこと。
岡「結局クライアントと一緒に夢を見ることなんだろうな。僕らまだ勉強が足りない。能力だってたかがしれてる。優れたクライアントがいなければ何もできない。優れたクライアントに選ばれる制作者でありたいと思う。」
吉田「同感だ。岡、明日からまたがんばろうぜ。」(終章「ブランドの次はあるか?」より)
(2004/6/13更新)
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