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はじめての構造主義
橋爪大三郎著
「視点が移動すると、図形は別なかたちに変化する(射影変換される)。そのときでも変化しない性質(射影変換に関して不変な性質)を、その図形の一群に共通する『骨組み』のようなものといういみで、〈構造〉とよぶ。・・(中略)・・〈構造〉は目に視えない。その意味で、抽象的なものだ。」 (第三章「構造主義のルーツ」より)
前回の「寝ながら学べる構造主義」に触発され、もう少しテツガクしたくなったので、10年程前に読んだこの本を引っ張り出し再読してみた。以前読んだ時に今ひとつピンと来なかった「構造」という概念が、今では自然に頭に入る気がする。ってゆーか、日頃の仕事の中で何となく体得し、活用している概念であることに気づく。やはり、年齢を重ねると見えて来る事ってあるもんだ。
ところで、構造主義の大家レヴィ=ストロースと、ジーンズのLEVI'Sの創始者リーヴァイ・ストラウスが実は同じスペル(LEVI STRAUSS)だって、「トリビアの泉」に出したら採用されるだろうか?(そもそもトリビアに出てる芸能人が、レヴィ=ストロースなんて知る訳ないか・・・。)
「射影幾何学がもっと進んで、位相幾何学の段階ともなると、直線もなにもなくなるから、図形もムンクかベーコンの絵みたいに、ぐにゃぐにゃになってくる。またピカソの『泣く女』みたいに、正面と横顔と、複数の視点からの像をひとつの画面に統合してもいいわけだ。」(第三章「構造主義のルーツ」より)
(2004/8/15更新)
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