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臥龍梅(静岡)
特別本醸造無濾過生原酒
1800ml/2150円
一口飲んで「これで特別本醸造か?!」と唸りたくなった。吟醸と言われても解らない程品良く華やいだ上立ち香と、スッキリとしながらも飲み応えのある味わい。精米歩合55%なので、実際の所吟醸と名乗ってもおかしくはない。蔵元の三和酒造は、大吟醸から本醸造まですべて600kgの小仕込・手造り・長期低温発酵というから、なかなか気合いの入った事である。
そして驚くべきは2150円という価格。「十四代」本丸に勝るとも劣らないコストパフォーマンスの良さと言えるだろう。ちなみにこの日の肴はたらの白子焼、うるめいわし、小肌刺し、牡蠣の味噌焼、馬刺etc.。
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龍馬の謎〈徹底検証〉
加来耕三
龍馬が剣術より砲術を専門に伝習していた、との証左はいくつもある。
最も動かしがたいのは、現存する記録ーー安政二年(1855)十一月、二十一歳の龍馬が一度目の江戸出府ののち、帰国して十二斤カノン砲を稽古撃ちしたとの確かなもの。・・・(中略)・・・龍馬の十二斤カノン砲は、とても一夜漬けの伝習で撃てるものではない。(第三章31「龍馬は西洋流砲術を十代半ばから学んでいた!?」より)
「竜馬がゆく」を初めて読んでから約30年。書棚の一角を龍馬関連の書籍が占める程多様な資料を読んで来たが、この「龍馬の謎」は、文庫本ではあるものの類書に負けない、久々に読み応えのある500数頁だった。
薩長同盟を締結させた瞬間から、図らずも両藩にとって龍馬が不要な存在となった皮肉。にも関わらず幕府から見れば、強大な二つの敵を一つにした極悪人であり続けたこと。また龍馬自身も和戦両様の構えで、「大政奉還」という切り札を利用するべく策動していたこと等を深く考え合わせると、司馬遼太郎氏が作り上げた天衣無縫の国民的ヒーロー像とは別の、陰影に満ちた孤独で悩み多き龍馬の姿が浮かび上がってくる。
薩長両藩に土佐を連合加盟させながら、その一方で「大政奉還」を演出。見方によってはこの時期の龍馬ほど鵺のような正体不明の存在にみえるものはなかったろう。
だが、あえて述べておきたい。いかに不透明であっても、龍馬には哲理・理念があった。(終章94「海援隊約規を作った龍馬の片腕とは?」より)
(2005/2/11更新)
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