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ウェブ戦略としての「ユーザーエクスペリエンス」
Jesse James Garrett著/ソシオメディア株式会社訳
本当にユーザーに来てもらうためには、筋の通った、直感的な、楽しいエクスペリエンスーーすべてが機能すべき方法で機能するエクスペリエンスを提供できるよう、用意しなければならない。(Chapter1「ユーザーエクスペリエンスが重要なわけ」)
ユーザーエクスペリエンス。直訳すれば「利用者の経験」という事だが、正しく補うなら「利用者の(心地よい)経験」と言えるだろう。特にダイレクトに売上に結びつくECサイト等では、不快なエクスペリエンスはEC店舗の経営に即影響し、時に致命傷となる。
もちろん企業のPRサイトでも同じ。これからは情報をいかに効率良く伝えるかだけでなく、いかに心地よく自社の情報に触れてもらい、結果として企業イメージの向上に寄与できるかが問われるだろう。そのため自分たち作り手も、安易に直接的な顧客ニーズだけに合わせようとせず、常にその先にあるユーザーの存在を見据えた上で、真に顧客にとって有益となる付加価値を加えていかねばならない。
ユーザーエクスペリエンスではどんな面も偶然に任せてはいけない。それと同じように、開発プロセスも偶然に任せてはいけないのだ。常時緊急事態で稼働しているウェブ開発チームがあまりにも多い。各プロジェクトはなんらかの危機に反応したものとみなされ、結果として、すべてのプロジェクトのスケジュールに遅れが出てしまうのだ。(Chapter8「段階の適用」)
(2005/3/25更新)
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