酒本舗
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四月の酒と本(四)

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泉川

泉川(福島)
純米吟醸
1800ml/2310円


泉川は、今や酒好きの間ですっかり人気銘柄となった「飛露喜」の醸造元、廣木酒造の地元会津での銘柄。そして今回飲んだ純米吟醸は、飛露喜の純米吟醸無濾過生原酒をベースに、程よく加水して火入れしたものである。元は同じとは言え、無濾過生原酒と、加水して火入れした酒ではさすがに風味、飲み口とも異なるが、口に含んで喉越しに至るまでの芯の強さはまさに飛露喜。味を調えている分、どんな料理にも合わせやすいし、ぬる燗にしてもいけそうだ。そしてこの酒質でこの価格は、コストパフォーマンス的にも上々と言えるだろう。

インサイト

 

インサイト
消費者が思わず動く、心のホットボタン
桶谷功

ホンネのすべてがインサイトかというと、そうではない。ブランディングやマーケティング活動、コミュニケーション活動などのアクション(施策)につながるものに限られる。そうでないものは、いくら消費者のホンネであってもインサイトではない。
インサイトの本質は、消費者に行動を起こさせる点にある。インサイトは、いわば消費者の「心のホットボタン」なのだ。
(第1章「インサイトがマーケティングを変える」より)

コンセプトワークや広告コピーの制作時に、商品・サービスのメリットや機能だけを頼りに語ろうとせず、顧客ベネフィットを掘り下げなさい、とはよく言われる話。でもさらに一歩踏み込んで、多くの見込客が心に抱えた“ホンネ”の最大公約数を見つけ出し、それをコミュニケーションの切り口にしましょうというのが本書「インサイト」の提案である。もちろんホンネとは結局建前の裏に隠されているものなので、やすやすと見つけられるものでもないが、それでも一消費者に立ち返り、自身の消費行動を省察すれば、何となく直感的に見えてくるものもあるだろう。
いろいろと使い道がありそうな概念なので、少し研究課題としてみたい。

おいしいというベネフィットを感じさせるために何を提案するか、どう消費者を口説くかがプロポジションである。そのために、消費者が意識している、していないにかかわらず、深く心の底で持っている気持ちを活用すること。それが、インサイトの考え方だ。(終章「本章のまとめ」より)

(2005/4/23更新)

 
       

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