| ブランド!ブランド!ブランド!
ダリル・トラヴィス著/木村達也・水野由多加・川村幸夫訳
ボルボは「安全」。BMWは「スポーティー」。メルセデスは「プレステージ」・・・(中略)・・・このような言葉は、それらを表わすブランドによって「所有」されており、その所有者を取り除くのはとても難しい。ブランドは明確なフォーカスを欠いたとき、もろく崩れていく。(19章「琴線に触れるブランド広告」より)
原題はEmotional Branding(感情に訴えるブランディング)。よほどこの方が分かりやすいし、ブランド!×3した編集者の意図はイマイチ不明。まあそれはともかく、いろいろ書かれてはいるが、全体を通してのポイントは:
・ブランドは企業そのものである
・ブランドはフォーカスした領域で築き上げねばならない
・ブランドは右脳(感性・感情)と左脳(論理・知性)の両方に働きかけねばならない
ということ。翻訳がこなれてなくてやや読みづらかったのが少々残念・・。
さて、自社のブランドをいかに築いていくかは、自分たちのような業種にとっても重要なテーマである。ではメルセデス=「プレステージ」のように、どのような一言で括られたいか。「ハイクォリティ」「ハイセンス」「ユニーク」等のようにパフォーマンスの高さを表す言葉も良いが、できれば「成果を出す」ブランドとして認知されたいものだし、それを常時約束できるようなプロフェッショナル集団であり続けたい。
強力なブランドは、不倫の誘惑に決して負けない。それは分散を堪え忍ぶひとつの約束事である。ブランドのエネルギーと資源のすべてを集中することで、ひとつの狭いブランドにおいての評判をつくり上げなければならない。((22章「新しいブランドの導入を想定してみよう」より)
(2005/6/3更新)
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