酒本舗
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六月の酒と本(一)

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土佐鶴

土佐鶴(高知)
酔って候・純米
1800ml/2000円


高知の酒としてその名も高い土佐鶴は、全国新酒鑑評会において、平成16年度で全国最多となる通算31回目の金賞を受賞した名醸。そして「酔って候」は、名だたる酒豪で“鯨海酔候”の異名を誇った幕末の土佐藩主・山内容堂を描いた、司馬遼太郎の短編小説と同名である。
いかにも高知名物・鰹のたたきや酒盗を合わせたくなるような幅のある辛口タイプで、キリッと引き締まった味わいが料理全般を引き立てる。価格もお手頃で、酒好きの食中酒としては格好の佳酒。

ブランド!ブランド!ブランド!

 

ブランド!ブランド!ブランド!
ダリル・トラヴィス著/木村達也・水野由多加・川村幸夫訳

ボルボは「安全」。BMWは「スポーティー」。メルセデスは「プレステージ」・・・(中略)・・・このような言葉は、それらを表わすブランドによって「所有」されており、その所有者を取り除くのはとても難しい。ブランドは明確なフォーカスを欠いたとき、もろく崩れていく。(19章「琴線に触れるブランド広告」より)

原題はEmotional Branding(感情に訴えるブランディング)。よほどこの方が分かりやすいし、ブランド!×3した編集者の意図はイマイチ不明。まあそれはともかく、いろいろ書かれてはいるが、全体を通してのポイントは: ・ブランドは企業そのものである
・ブランドはフォーカスした領域で築き上げねばならない
・ブランドは右脳(感性・感情)と左脳(論理・知性)の両方に働きかけねばならない
ということ。翻訳がこなれてなくてやや読みづらかったのが少々残念・・。
さて、自社のブランドをいかに築いていくかは、自分たちのような業種にとっても重要なテーマである。ではメルセデス=「プレステージ」のように、どのような一言で括られたいか。「ハイクォリティ」「ハイセンス」「ユニーク」等のようにパフォーマンスの高さを表す言葉も良いが、できれば「成果を出す」ブランドとして認知されたいものだし、それを常時約束できるようなプロフェッショナル集団であり続けたい。

強力なブランドは、不倫の誘惑に決して負けない。それは分散を堪え忍ぶひとつの約束事である。ブランドのエネルギーと資源のすべてを集中することで、ひとつの狭いブランドにおいての評判をつくり上げなければならない。((22章「新しいブランドの導入を想定してみよう」より)

(2005/6/3更新)

 
       

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