酒本舗
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六月の酒と本(六)

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最近飲んだ酒 近頃読んだ本
不立文字

不立文字(滋賀)
特別純米
720ml/1223円


禅宗の言葉で「ふりゅうもんじ」と読む。熟成期間450日の純米吟醸生原酒と特別純米酒(火入貯蔵酒)をブレンドしたお酒。利き猪口に注ぐとうっすら琥珀色で、こりゃヘビーな酒かなと思いきや、飲んでみると口当たりが柔らかく、酸味も強くないので意外にスイスイ飲めてしまう。蔵元では冷蔵か冷やを奨めているが、旨味がある中辛の酒なので、ぬる燗にしてもなかなかGOOD。蔵元は滋賀県草津市にありながら灘にも醸造蔵を持つ「道灌」の太田酒造。
嫁さんを先に寝かせた後、高二の娘と中三の息子を相手に夜中まで恋愛話などしながら、機嫌良く一本空けてしまう親父であった。

「買いたい心」に火をつけろ!

 

「買いたい心」に火をつけろ!
ハリー・ベックウィス著/阪本啓一訳

そう。私たちは情報の海に溺れ、知識を求めて叫んでいるのである。
こんな状況の中では、歯切れの良い専門家に人気が集まる。洞察力、知恵、知識によって、ノイズを突き抜け、すっきりと整理してくれる。
(第2章「コミュニケーションはすっきりと」より)


あのビジネスコンビニとして名高い「KINKO'S」のKINKOって何の事か、ご存知だろうか?
驚くなかれこの意味は・・・「変態」「異常性欲」。どうやら社名の由来としては、創業者の巻き毛(!)を仲間がからかってつけたあだ名らしいが、英語圏でのネーミングとしては極めて大胆不敵なものだ。本書内では「キンコーズの賢明さ」という一節を設け、“刺さるブランド”の成功例として紹介しているが、日本に置き換えた場合、いくら何でも自分の会社に「変態野郎」と名付ける勇気ある(?)人はいないだろう。あくまで同社のビジネスモデルが(現時点で)巧くいっているからこそ言える結果論であり、ブランド名がもたらした成功、として紹介するのはどうかと・・・。
でもこれって「トリビア」に出したらかなりの「へぇ〜」が付くかも。

「人は、人から言われたことより、自分で決めたことを信じる」。これは、「説得」について理解するのに非常に重要である。マーケターが弁舌爽やかにこう言ったとしよう。「世界一のウオッカです」。人は額面どおりには受け取らない。でも、メッセージを受け取った人が自分で結論を導き出すようにすれば、人は素直に信じてくれる。(第2章「コミュニケーションはすっきりと」より)

(2005/6/28更新)

 
       

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