| 儲けを生みだす表現力の魔法
平野秀典著
もう、お気づきでしょうか?
「信者」と書いて「儲かる」と読めることをーー
儲けるためには、信者を作る。
これは、昔からのビジネスの鉄則ですね。(第1章「今まで誰も教えなかった成功法則」より)
一言で云えば「使える本」である。上に引用した「信+者=儲」もその一つであるが、他にも例えば、雅楽や能楽で使われる物語の構成要素「序・破・急」を、それぞれ
「おや?」→つかみ/「まあ!」→びっくり/「へえ〜」→感心・納得
と噛み砕いて表現したり、マーケティングの主な用語を戦争用語から“演劇用語”に置き換えてみたり(戦略→脚本/戦術→演出/戦闘→表現力)と、随所にオリジナルな表現創出への工夫が見られ、勉強になった。
また多くの企業が「顧客満足」を目標とする風潮に疑問を呈し、顧客に提供すべき感情のレベルは 怒り<不満<満足<感動<感激<感謝/熱狂 まであるのに、「満足」辺りで止まっているのはもったいない、とする著者の主張にも納得させられる。1時間で読めるが、企画に携わる者にとっては色々とヒントが得られる本である。
お客さんがもし、
「どうしてわざわざ、いろんなお店(会社)がある中で、あなたのお店(会社)で買わなきゃいけないの?」
と言い出したら、あなたはどう答えますか?
その答えがUSP*になります。(第5章「黄金のキーワード『共感力』」より)
*USP=Unique Selling Proposition
(2005/7/3更新)
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