酒本舗
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八月の酒と本(二)

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春の淡雪

春の淡雪(山形)
本生本醸造
1800ml/2326円


華やかな香り吟醸で知られる「出羽桜」による、原料米「雪化粧」を60%精米したうすにごりタイプの本生本醸造。酒銘やラベルのイメージから何となくほの甘い飲み口を想像していたが、意外にきりりと締まった辛口タイプ(日本酒度+8)で、キレもあるから料理にも合わせやすい。
肴はフカヒレの煮凝り、もつの煮込み、焼きはんぺん等。場所はJR上野駅ガード下にある、知る人ぞ知る正一合の店「まるき」。仲の良さそうな初老の夫婦が客と絶妙な距離を保ちつつ、旨い酒と肴を良心価格で提供してくれる雰囲気の良い店である。

和田の130キロ台はなぜ打ちにくいか

 

和田の130キロ台はなぜ打ちにくいか
佐野真

和田のこの余人に真似のできない鋭い腕の振りは、ボールに対しパワー(スピード)として伝わっているのではなく、驚異的な回転数を生みだすエネルギーとして伝わっているのだ。だから和田のストレートは、スピードこそなくても、回転数という点で他のピッチャーの追随を許さないのである。(第五章「驚異のストレートの秘密」より)

プロとしては決して速くはない130km台のストレートで次々と三振を奪う細身でハンサムな投手、というのが一般的な野球ファンの和田毅(ソフトバンク)に対する印象だろう。150kmの球を投げるには天性の身体的素質が欠かせないが、130kmなら少し素質に恵まれた高校生の投手でも十分に出せる数字だ。
ではなぜ、そんな球速で六大学の奪三振記録を塗り替え、プロ入り後も並み居る強打者をきりきり舞いさせているのか?野球解説者の多くは、独特のフォームによる球の出所の見にくさを理由としているが、本書は「強烈なスピン=回転数の多さ」によるものと結論づけている。
和田投手本人の卒業論文を巻末に掲載した点もユニーク。次はぜひ本人に「人一倍スピンの効いた快速球を投げるためのヒント」を明らかにしてほしい。

以上のことから、投手がバランスよくスピードボールを投げる為には、
・バランスよく投げるため、前脛骨筋、腓腹筋に極度の負担をかけない。
・加速相まで長内転筋を最大限活用する。
・加速相まで大臀筋を活用できるようにトレーニングをする。
以上の3点があげられる。
(付録ー和田毅・卒業論文V「結論」より)

(2005/8/6更新)

 
       

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