 |
 |
辛丹波(兵庫)
本醸造
720ml/850円
ご存知灘の大手メーカー「大関」の別銘柄。丹波立杭焼のイメージを再現したボトルが特徴(といってもビニールではあるが・・・)。雑味のない、口当たりのサッパリしたキリリと引き締まった淡麗辛口酒で、燗にするとなおさらすっきり感があって飲みやすい食中酒となる。ちなみにこの夜の肴はサーモンのたたき、五彩漬(かぶら・白菜・にんじん・壬生菜・胡瓜)と蓮根の炊き込みご飯に、なぜかエビチリ。
|
|
 |
 |
|

|
超・居酒屋入門
太田和彦
一杯やってほっと一息つき、今日の仕事を振り返る。それも肯定的にふり返ってこその酒だ。一日、疲れているのに更に明日はこうして、こう目標たててなどは考えたくもない。まあ、ちょっと休ませてくれ、そのために居酒屋へゆく。(実技編「古い居酒屋を選ぶ」より)
最近はもっぱら一人酒である。居酒屋だったりバーだったり屋台だったりと場所はまちまちだが、一人でぼんやりしたり、店主と当たり障りのない話をしながらウダウダ飲むのが心地よい。若い頃からつい数年前までは、勤め先の先輩や仲間と飲んで仕事について議論するのが楽しかったが、今は少々辛くもある。目一杯仕事して頭と気を使った後位は、自分をそっと解放してやる時間がほしい。
そして誰かと飲むのであれば、利害関係や仕事の話題抜きで話せる学生時代の友人がいい。若い頃にさんざん口角泡を飛ばし議論し合った友達同士も、この歳になると互いに色々辛い立場にある事が分かっているから。「お互い大変やけど、今夜位のんびり飲ろうぜ」などと心中で呟きながら、穏やかな気持で酒杯を交わせるのがいい。
男が一人になって何をするか。それはやはり、酒を飲むのが一番ふさわしい。・・・(中略)・・・一切の人間関係から離れて自分を取りもどす。取りもどすと言っても何かするわけではなく、ただぼんやりしている。その時に居酒屋ののれんをくぐるのである。(実技編「孤独を愉しむ」より)
(2005/12/1更新) |
|
 |
 |