酒本舗

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十二月の酒と本(四)

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一ノ蔵

一ノ蔵(宮城)
有機米仕込特別純米酒
720ml/1575円


原料米は有機米の宮城県産「ひとめぼれ」、ラベルにもお米の籾殻を漉き込んだオリジナル和紙を使用。程よくコクのある、まろやかで素直で“キレイな”味わいの辛口純米酒である。この価格の割にはしっかりとした筒型の箱に収められているため、盆暮れの贈り物にも十分使えそうである。
「一ノ蔵」は、昭和48年に4つの酒蔵が一つに統合され設立された酒蔵。創業以来6人の南部杜氏が杜氏職を務めていたが、平成13年度より蔵元の生え抜きである門脇豊彦氏が杜氏となったことで話題を呼んだ。

心脳マーケティング

 

心脳マーケティング
−顧客の無意識を解き明かす

ジェラルド・ザルトマン

無意識の心は、マーケターが競争優位の獲得につながる足がかりを確立し得る未開拓のフロンティアである。このチャンスに満ち溢れた新天地を征服しない限り、消費者を理解したと主張することはできない。(第3章「顧客の無意識を分析する」より)

「心脳マーケティング」とはいかにも大層な書名だが、原題は「How Customers Think」(顧客はいかに考えるか)と至ってシンプル。そしてThinkとは言っても、実は人間の思考の95%は無意識の心的過程で行われ、しかも5%の意識的心的過程において認知は言語によるものではない、というのが本書のベースとなっている知見である。確かに世の中の流行廃りを見ていると、人間の購買行動が理性的でも論理的でもなく、無意識の賜物だと考えた方が説明が付きやすい場合が多々ある。だからこそ無意識という未開の領域を自在に制する事ができれば、かなりの確率でマーケティング上の勝者となれるかも知れない。面白いテーマである。

消費者の多くは、広告に基づいてではなく、その製品に関する直接的な経験に基づいて購買意思決定をしていると主張する。しかし、広告は明らかに消費者の記憶を変化させることができ、したがってその行動に影響を与えることができるのである。(第8章「壊れやすい記憶」より)


(2005/12/15更新)

 
       

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