酒本舗

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十二月の酒と本(六)

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瑞冠 こわっぱ

瑞冠 こわっぱ(広島)
純米吟醸
1800ml/2625円


蔵元の山岡酒造がある甲奴(こうぬ)町は、昼夜の寒暖差が激しいことから広島を代表する酒米の産地として知られる。そこで同蔵ではこの地の利を生かし、1983年より話題の“幻の米”亀の尾や八反錦、雄町などの有機契約栽培を開始。「こわっぱ」も、そんな中から育った亀の尾で仕込まれた純米吟醸である。
さてお味の方はといえば、広島の酒のイメージとは異なるややあっさりとした辛口で、口の中で程良い米の風味が残る。ちなみにこの日の肴は長芋の明太子和え。

堀井博次グループ全仕事

 

堀井博次グループ全仕事
広告批評編

我々の作ってきたCM見てもらったらわかるんやけど、あんまり立派な人出てきませんわね。・・・(中略)・・・人間の九〇パーセントは弱者やし、そっちの方が共感性あるんやないか。普通の人が普通に生きていく過程で感じる不平や不満を、広告が代弁していけばええんちゃうかと。(私がしてきたこと「会社の中に井戸端を作る」より)

「人と同じことをやれば目立たなくなる、だから人と違うことをやるんや」の精神で、金鳥、ミスタードーナツ、関西電気保安協会など一連のユニークなCMを生み出してきたのが、電通関西支社・堀井グループ。大将の堀井氏は既に現役を退いたが、その遺伝子は今もユーポスや、ホットペッパー等のCMにも着実に受け継がれている。
そのCM作りにおける方法論の極意は、同グループの中核を担う石井達矢氏、田井中邦彦氏の言によると「最初が言葉(へのこだわり)で、次にそれを発する場」だという。つまりどんな場所で、誰が、どんなふうに言うかにしつこくこだわり、なおかつそれを徹底的に一般庶民の目線から、“頭でひねり出した”ものではなく“生きている”言葉で伝えること。簡単そうに聞こえるが、言葉と格闘した経験のある人なら、その難易度の高さが理解できるだろう。

まあ、ギリギリのことやってますからクレームも多いですけど。ギリギリのとこに常に鉱脈があるしね。・・・(中略)・・・やっぱり世の中をわかす快感というのがありますからね。エネルギーは要りますけど、その快感に比べたらトラブルなんてしんぼうできる。僕はそう思ってるんです。(私がしてきたこと「会社の中に井戸端を作る」より)


(2005/12/24更新)

 
       

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