| オマケつき!マーケティング
セス・ゴーディン著/沢崎冬日訳
オマケには2つの重要な特徴がある。1つは、話題にする価値があり、探し求めて買う価値のあるサービス・製品・組織に関するものだということ。もう1つは、オマケとは、誰かのニーズではなく、私たちのウォンツ(欲求)を満たすものであること。(第1部「なぜ『オマケ』は必要か」より)
オマケとは、ささやかながら気の利いたアイデアのこと。この本の原書自体朝食用シリアルを模した箱に入れて販売されており、「賞味期限:仕事にやる気のある限り使用できます」「保存方法:書斎に飾らずオフィスか仕事用バッグに常備のこと」「活字アレルギーの方へ:まれに眠くなりますが身体に害はありません」等ユーモアの利いた文言が印刷されているらしい。
そう言えば、コピーライターを志す者の必読書とも言える鈴木康之氏の「(新・)名作コピー読本」の最終章にも、“コピーは気だ”という名言があり、コピー制作においての“気を配る”“気にかける”“気をつかう”“気を入れる”etc.ことへの重要性が記されているが、“オマケ”という視点には、そこに一脈通じる表現制作の要諦が秘められていると言えるだろう。
1.まず先端(エッジ)、つまり製品・サービスを際だたせるための「オマケ」を見つける。
2.何が何でもその先端をめざすーーターゲットとする消費者が、あえてそこまでやってほしいと思うくらいに主流を外れる。
何が何でも先端をめざさなければならない。次善の策を受け入れては意味がない。(第3部「どうやって『オマケ』を生み出すか」より)
(2006/1/23更新)
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