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豊盃(青森)
純米しぼりたて
720ml/1522円
弘前市にある豊盃の蔵元・三浦酒造は、年間400石弱しか製造しない小さな蔵元であり、この純米しぼりたては、2003年のdanchuで「ポスト十四代」と紹介され一躍注目銘柄となった。飲んだ印象としては十四代ほどの華やかさはなく、味の濃醇さもやや控えめ。米の風味と旨味のバランスが良く、しぼりたての割には飲み口はまろやか。後味の余韻も浅すぎずくど過ぎず大変心地よい。ポスト××と安易に称するのはこの酒に失礼な気がする。
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六韜・三略の兵法
守屋洋
善く戦う者は、軍を張るを待たず。善く患を除く者は、いまだ生ぜざるに理む。善く敵に勝つ者は、形なきに勝つ。上戦は与に戦うなし。(戦巧者は敵と対陣するまえに目的を達し、やり手の人物は事が起こるまえに問題を解決し、有能な将軍は軍を動かすまえに勝利を収めます。つまり、戦わないで勝つのが理想的な勝ち方なのです。)(龍韜/二十六「作戦の要諦とは(軍勢)」より)
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中国にはかの有名な「孫子」を含め、「武経七書」と呼ばれる七つの主要な兵法書がある。「六韜(りくとう)」「三略」はその中の二冊で、かつて中国で兵を率いる立場にある者は、この武経七書に精通する事が必須条件だった。そして両書の作者とされる太公望は、今から約三千年前の周王朝創建時に活躍した伝説の軍師であり、ただの“釣り好きのおっさん”ではない。
さて「六韜」と「三略」、そして「孫子」を通読して得られる“兵法の極意”とは何か。それは結局、“戦わずして勝つ”事こそが最上の策だという考え方であろう。そして両書共に用兵のテクニックよりも、人材の採用・育成・配置の重要性や人物の見抜き方といったヒューマンファクターに誌面の大半を割いているのが興味深いところだ。
兵は不祥の器なり。天道はこれを悪む。已むを得ずしてこれを用う。(もともと戦いとは不吉なもの、天道もこれを嫌っている。万やむをえない場合に行うのが、すなわち天道にほかならない。)(三略/下略「天道は戦いを嫌う」より)
(2006/2/26更新)
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