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綿屋倶楽部(宮城)
純米生
1800ml/2730円
「綿屋」の蔵元は、仙台市の北方約50kmの栗原郡一迫町にある金の井酒造(1915年創業)。病院勤務を経て蔵に戻った三代目の三浦幹典専務が、「綿屋」の銘で造りに携わって以来、注目の蔵となっている。7年前の春に酒席でご一緒した頃はまだ若々しい雰囲気だったが、「酒仙堂フジモリ」の店主によると、今やすっかり“貫禄”あるお姿になられたとのこと。
さてこの黄色いラベルの純米生は、吟醸並みの55%精米で、豊かな米の香りと芳醇な飲み応えが特徴。どちらかと言えばほんのり甘口で、日を置くほど旨味が乗って来るうれしいタイプの酒。
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乱世を生きる
市場原理は嘘かもしれない
橋本治
「勝ち組・負け組」という二分法の登場は、「守護大名と戦国大名の交替」に該当するもので、これは一般的に思われている「戦国時代」の前半部分に当たるのだということです。・・・(中略)・・・今の日本の「乱世」とは、そのようにややこしい「日本の戦国時代みたい」なのです。(第一章「乱世と勝ち組」より)
「勝ち組」「負け組」という品のない言葉が横行する今日の日本を「戦国時代」になぞらえた下りを読んでいる間、思わずホリエモンの事が頭に浮かんだ。「『勝ち組』になった者には、永遠に『勝ち組』であり続けなければならない困難が課されて、『私は勝ち組だ』という自賛も禁じられます」と書かれた本書が世に出たのは2005年11月。まさにホリエモンが「勝ち組」として我が世の春を謳歌していた時であり、その後の転落は、まさに「勝ち組」であり続けることの難しさを如実に表している。そしてその転落を酒の肴にする時期も過ぎ去り、今はもう世間にとってどうでもいい人になってしまったようだ。まあ要するに、勝つにせよ負けるにせよ程々がよろしいようで・・・。
バブル以後の経済で「勝ち組」になるためには、「消費者の欲望を刺激する」というファクターが欠かせません。というわけで、ほとんど野放し状態の「欲望」に引きずられる形で、現在の日本経済は存在しているのです。(第三章「悲しき経済」より)
(2006/5/22更新)
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