酒本舗

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六月の酒と本(二)

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奥の松

奥の松(福島)
特別純米
720ml/1050円


雑誌「特選街」で第28回全国日本酒コンテスト純米酒部門の第1位に輝いた酒。蔵元特別配合による「もやし(麹菌)」を使用した、日本酒度0度、酸度1.4という数値以上に辛口に感じられる硬派な味わいの酒。ぬる燗にしても旨い。スクリューキャップが主流の4合瓶では珍しく中栓が使われている。
蔵元は江戸時代初期(1716年)創業の老舗。「安達太良山の伏流水」と「福島県産米」を原料とし、パストライザー(瓶詰め後殺菌設備)で火入れを行うことにより、造り立ての香りと風味を瓶の中へ封じ込め、酒質の向上を図っているとのこと。

   

エスキモーが氷を買うとき 奇跡のマーケティング

 

エスキモーが氷を買うとき
奇跡のマーケティング

ジョン・スポールストラ著/宮本喜一訳

チャンスは巡ってくるものだ。・・・(中略)・・・いつかどこかでチャンスの馬が目の前に現れるはずだ。やって来る速度は速く、困ったことには、その馬に試乗しているヒマは全くない。(第5章「相手が強くないところで勝負する」より)

チームが強ければ、人気選手さえ獲得すればファンが集まる、という旧態依然としたチーム経営の常識を覆し、弱小チームやマイナースポーツのプロチームの売上アップに次々と成功した、米国のスポーツマーケティングのエキスパートによる実践的指南書。相手チームのスター選手を目玉にして自チームのチケットを営業したり、わずか5000円程度で「家族4人の試合観戦+食事+公式ボールのお土産付き」という画期的なパッケージ商品を開発し新規顧客開拓に成果を収めるなど、“常識破り”の成功事例がいくつも掲載されており、企画に携わる人間には参考になる一冊。
日本人メジャーリーガーの活躍やWBC優勝により、実力的には一目置かれる存在となった日本の野球界ではあるが、本書を読む限り、ファンサービスや“遊び心”の点ではまだまだ米国には及ばないようだ。

私が新しいクライアントと仕事を始めるときは、その企業が他社と差別化できる方法を、時を移さず考えることにしている。それはもはや習慣になっており、私にとっては楽しいゲームのようなものだ。その企業のことを詳しく理解したうえで、こうしたアイデアのいくつかを説明する。(第10章「番組支配の終焉」より)


(2006/6/5更新)

 

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