酒本舗

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七月の酒と本(一)

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最近飲んだ酒 近頃読んだ本
醪のささやき

醪のささやき(石川)
生しぼり原酒
720ml/1155円


前回の「十代目」と同じく橋本酒造の「大日盛酒蔵資料館」にて、店番のおばあちゃんに勧められ、純米大吟醸からにごり酒まで7〜8種類の酒を試飲した上で購入した。石川県外にはあまり出回っていないようで、まさに地元の酒好きを対象にした生搾り原酒である。
利き猪口に注ぐといかにも無濾過生の野趣溢れる琥珀色で、ほのかな米の香りが漂い、口に含むととろりとした濃醇な味わいが広がる。データ的には辛口のようだが、飲み口自体はほんのり甘く感じる。アルコール度数が高いせいもあるのだろうが、酔いの回りが早い気がする。

新約コピーバイブル

新約コピーバイブル
宣伝会議編

「受け手」は、一生「なんかいいよね」「なんかステキよね」と言い続けます。「作り手」は、「なぜいいのか。コレコレコウだからじゃないか」と考え続けます。
広告の世界でも、いい仕事をしている人は、やはり「なぜ」を考え続けている人です。
(第三章本格編9「私のコピー作法」谷山雅計伝より)


トップクリエイター46人がコピーライティングの奥義を伝授したバイブル。コピー制作に携わる者なら思わず膝を叩く名言が、随所に散りばめられている。

「僕は一人でオリエンテーション会場に行く。そしてひたすら相手の想いを聞く」(馬場マコト)
「自分の気持ちに置き換えて、あっ、この感じかな、というのがつかめたら強いです」(児島玲子)
「すべての映像は言葉を持っている」(秋山晶)
「僕に文章的なテクニックはない。だけど、言葉は信じている」(佐倉康彦)
「『何を言うか』さえ決まれば、ビジュアルも音楽もおのずと決まってくる」(栗田廣)
「企画書は決して、表現の言い訳になってはならない」(中村禎)
「伝えるものではない。感じさせるものだ」(秋山晶)


これらの言葉をいっしょに“感じて”くれる人がいたら、ゆっくり酒でも飲んで語り明かしたい。

コピーはビジネスにまみれながら、文そのものは純粋でなければならない。純化すればするほど受け手にきれいに届くからである。(第三章本格編12「私のコピー作法」眞木準伝より)


(2006/7/1更新)

 
麒麟山

麒麟山(新潟)
純米吟醸辛口
1800ml/2940円


酒米にはゆきの精を使用。新潟の酒=淡麗というイメージとは違って、キレのよさとふくらみのある旨味を兼ね備えた、バランスの取れた辛口純米吟醸酒。食中酒としても申し分なく、少し冷たい位が美味しい。ちなみにこの夜の肴は穴子の一本揚げ、肉豆腐、鰯フライなど。
蔵元は江戸後期の文政年間(1818〜1830年)の創業で、明治15年にそれまで使っていた「福の井」から「麒麟山」に酒銘変更し現在に至っているとのこと。ついでながら麒麟山とは、蔵元がある新潟県阿賀町にそそり立つ岩山の名称である。

   

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