酒本舗

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八月の酒と本(一)

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封印酒大山

封印酒大山(山形)
純米吟醸
720ml/1575円


日本名門酒会がプロデュースした、黒い上質の和紙で封印した純米吟醸シリーズの一つ(「大山」の他は「春鹿」「梅錦」「司牡丹」)。穏やかな香りを持つ酸味のきいた辛口タイプで、キリッとした中に一本芯の通った、まさに王道を行く様な味わいが特長だ。
ちなみに「大山」の蔵元・加藤嘉八郎酒造(明治5年創業)がある鶴岡市大山地区は、江戸時代初期から酒造りが栄え、“東北の灘”と称される程の銘醸地だそうな。

海馬

海馬 −脳は疲れない
池谷裕二/糸井重里

糸井 考えが煮詰まった時に、人は「脳が疲れる」とかよく言うけど、あれを池谷さんはどう思いますか。
池谷 脳はいつでも元気いっぱいなんです。ぜんぜん疲れないんです。
糸井 おおおおおぉっっっっっ!
(「脳は死ぬまで休まない」より)


気鋭の若手脳科学者と糸井重里による刺激的な脳談義。私を含む人生の中間地点を折り返した者たちにとっては、いろんな意味で大いに勇気づけられる一冊である。巷ではよく「脳細胞は年齢と共に破壊される」ことだけが強調され、「歳のせいか物覚えが・・・」なんて口にする人も多いが、最先端の脳科学によれば「三〇歳を過ぎてから頭はよくなる」し、「脳は疲れない」し、「海馬(記憶を司る部位」は増やせる」とのこと。実際仕事をしていても、10年前より今の方が確実に考える能力は上がっているし、方法論の引き出しも飛躍的に増えていると実感しているから、その感覚を科学的に裏付けられた様でうれしい。文庫の裏カバーに「オトナの読者に生きる力を与えてくれる、人間賛歌に満ちた科学書」とあるが、その通りの本だ。

池谷 ・・・「脳は使い尽くすことができる」と気づきさえすれば、どんな年齢であっても、脳を使い尽くすほうに枝分かれできるんです。それを認識するかしないかで、ずいぶん違うと思いますよ。・・・
糸井 ・・・つまり何歳になっても頭はよくなる。「今さら考えたってダメだ」と思っちゃもったいない。
(「新しい観点を得ることのすごさ」より)


(2006/8/5更新)

 
 
   

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