酒本舗

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十二月の酒と本(六)

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越後で候

越後で候(新潟)
しぼりたて生原酒
300ml/800円


越後の銘酒「八海山」の冬季限定商品。原料米には38年をさかのぼり栽培した復刻トドロキワセと五百万石を使用。精米歩合55%の吟醸造りを基本に、長期低温発酵でゆっくり仕上げて瓶詰めした搾りたての生原酒である。
グラスに注ぐと無色透明の澄んだ色味。一口飲めばしっかりと豊穣な米の香りとほのかな甘味が口中に広がる。フレッシュですっきりした後味ではあるが、結構濃厚で力強い味わいのため、一度にあまりたくさんは飲めない。よって少々割高ではあるが、この300ml瓶はまさに適量。

メディア文化を読み解く技法

メディア文化を読み解く技法
阿部潔/難波功士

「異文化」を背景に持つ人が、たかだか1週間程度、「われわれ」のもとに滞在し、「われわれ」のことがわかった気になって、最後に感動の涙とともに去っていく。そのような映像を見せられたならば、多くはその程度で「理解」されることへの不快感や滑稽さを強く感じるのではないだろうか。だが、それは、まさに、われわれがテレビで「異文化」を眺めるなかで行為しているものなのである。(第3章「『異民族』〈博覧〉」より)

「おいしい生活」等80年代西武セゾングループの広告の変遷/美容整形とイメージとしての身体/「世界ウルルン滞在記」に描かれる異文化との交流って?/アニメの表現世界/インターネットにおける現実モードと物語モード/ローカルな音声メディアに見るメディアの生涯/少年少女漫画における女子マネージャーの描かれ方の変遷/「高田延彦引退試合」に見る男同士の絆/以上8つのテーマを切り口にして、メディアと文化の相関関係について様々な角度から分かりやすく、興味深く解説している書。
エピローグにも書かれてあるが、頭脳に負荷をかけるウエイトトレーニングとして、誰もが自分の興味が赴くままに、アニメや広告やインターネットやスポーツなどを学術的なテーマとして研究したって構わないんだよ、と啓蒙している。

インターネットは、大小のメディアの集合体であり、ネットワークによって形作られている。個別に存在する〈メディアの生涯〉に、われわれは少なからず関わっているのである。(第6章「メディアの生涯」より)

(2006/12/31更新)

 
 
   

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