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天法(長野)
特別本醸造・しぼりたて生原酒
720ml/1260円
濃厚かつフレッシュではあるが、生原酒にありがちな荒々しさが少なく、ディープな日本酒好きにはたまらない芳醇な米の風味が魅力。度数が18〜19度と高い分、ボリューム感があってかなり飲み応えもあるが、苦味がなくてすっきりとうれしい味わい。後味もしつこすぎず、さりとてあっさりし過ぎず絶妙な余韻。酔えば酔うほど値打ちがわかる味。
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反社会学講座 パオロ・マッツァリーノ
バカ息子は、日本の伝統なのです。商売などで立派に身を立てた親の子がまた優秀では、未来永劫その家系だけが繁栄し、不公平のままです。たまに出来の悪いこどもが現れて家が没落することで、よその家系にチャンスがまわってくるのです。バカ息子こそが、社会の公平を実現するカギなのです。(第5回「公平な社会を作るバカ息子(娘も)」より)
正体不明の似非外国人著者(恐らくは反骨心旺盛な日本人の社会学者であろう)による、目からウロコのシニカルでブラックな「反・世間の常識講座」。「戦後最もキレやすかったのは昭和35年の17歳」「凶悪少年犯罪の低年齢化はガセネタ」「日本より欧米の方が若者のフリーター率が高い」「ヨーロッパの国立大の授業料はタダ同然」etc...、ああそうだったのね、といいたくなるような“社会の真実”がいろいろ紹介されている。
もちろん「社会学者の一般的な研究方法」として「自分の結論を裏付けるのに都合の良い資料・データだけを集める」ことを“推奨”している著者であるから、本書内のデータも同類でないとは言い切れない。そして少し深読みするなら、自著に対しても鵜呑みにはせず批判的精神で臨まなきゃだめだよと、著者自身が暗に示唆している様な気がしないでもない。
自立していると自負する人も、親の遺産は当然のごとくもらいます。親のカネで家を建てたりします。住宅ローン減税だって、実質上は政府からのほどこしです。銀行は政府の公的資金に依存しています。サービス業はフリーターに依存しています。選挙の地盤を受け継いだ二世議員は親の築いた人脈に依存しています。ヨーロッパの学生は国に依存しています。アメリカの学生だって親に学費を出してもらいます。(まとめ「渡る世間は自立の鬼ばかり」より)
(2007/2/11更新)
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