酒本舗

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三月の酒と本(六)

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灘の語らひ

灘の語らひ(兵庫)
寒造りしぼりたて・純米吟醸
720ml/????円


「道灌」の蔵元である滋賀・草津の太田酒造が、神戸・灘の「千代田蔵」で醸したのがこの「灘の語らひ」。蔵元は15世紀半ば(室町時代)、動乱の関東を舞台に活躍し、江戸城を築城したことで知られている英傑・太田道灌の第十八代の子孫だとか(創業は明治7年)。日本酒の他にワイン、焼酎造りも行っている。
さてこの寒造りしぼりたて純米吟醸とは、たまたま入った三宮の焼鳥屋で遭遇。焼き鳥自体はさほどでもなかったが、この酒はまずまずといったところ。フレッシュな中にしっかりとしたコシがある中辛口で、幅のある味わいが特徴。

Web2.0的成功学

Web2.0的成功学
近勝彦+MYCOM新書編集部

自分の変化にとって重要な情報は、強いきずなの仲間内からではなく弱いきずなを通じて外の世界からもたらされるのです。実は、この弱いきずなこそが世界を狭くするうえで決定的な役割を果たしています。(第1章「Web2.0と複雑系ネットワーク」より)

確かにこの「弱いきずな」ってところがミソである。「強いきずな」で結ばれた者同士は、基本的に同じ価値観や行動原理を土台に築かれたホットな関係であるから、あうんの呼吸で物事を運べる反面、得てして同じ志向(嗜好)の情報にしか感応できない。だがその点「弱いきずな」の者同士は、互いを深く理解しあっていない分、ふだんと異なる角度・価値観で事物をクールに見るきっかけをもたらしてくれたりする。
そしてSNSやWikiといった「Web2.0的」と言われる多くの仕組みは、まさに直接知らない者同士がゆるやかに「弱いきずな」を結んでゆくのに、現時点では最適なメディアと言えるだろう。でも一方でこうした関係性が一般的になっていく程、この先特に若い世代の間で、“強いきずな的”人間関係を潜在的に希求する心理が働くのではないかとの予感もある。

Web2.0時代のみそラーメンのあり方は、みそラーメンベータ1、ベータ2のように日々改善されていくものなのです。要望を寄せてくれた客の名前を冠したラーメンを作ったり、メニューの人気投票をしてみたりするのも面白いでしょう。(第6章「Web2.0的流行学」より)

(2007/3/24更新)

 
 
   

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