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皆造(石川)
純米生原酒
300ml/500円
昨年6月の社員旅行の際に金沢の福光屋で購入し、そのまま10ヶ月程寝かせていた。実はラベルの「祝」に惹かれ、知人の退院祝いに最適と買い求めたが、渡しそびれて結局私の喉に収まったという訳。
「皆造(かいぞう)」とは、その年度の酒造りを皆造り終えることを言う。その日福光屋では総出で酒の神様「松尾大社」に参拝。その年の役目を終えたフネ(上槽の道具)は、板と濾布を外して洗浄され、清潔な状態で次期の造りを待つのである。
さてお味の方はといえばフレッシュな中甘口タイプで、しっかりと濃厚な風味を持つ。後味までが力強い。
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実践的新聞ジャーナリズム入門 猪俣征一
今は、新聞社を志望する一方で金融業を受け、国家公務員試験受験も考える大学生に会うことはまれではない。ジャーナリストを目指すのではなくエリートを目指して入社する若者も出てきている。採用でジャーナリストにふさわしい素質を持っているかどうか、見極めることがいっそう重要になっている。(第1部第7章「地域から国・世界が見える」より)
信濃毎日新聞の元編集局長が、東大で行った半年間の講義「新聞論」の内容を元に、自らの経験を踏まえて書き起こした硬派なジャーナリズム論。前半で現代ジャーナリズムが抱える問題点を抉り、後半では記者志望の学生や駆け出しの記者に向け、実践的な取材技術や心構えを説く内容となっている。
前半のジャーナリズム論が中核ではあるが、ここでは敢えて後半の実践指南の部分から印象的なフレーズをいくつか:
・新聞記者は「人の嘘を見破る仕事」
・取材は正面からが基本。「後ろから斬りつけるような取材はすべきではない」
・「形容詞や副詞ではなく、事実の羅列で人の心を揺り動かす記事を目指すべき」
特に最後のフレーズは、広告コピーの大家が同じ趣旨のことを書いていたことがあり、改めて“書く”ことの基本を自戒した次第である。
ジャーナリストの一員であることは間違いないが、新聞社にいるから「新聞」記者なのだ。その結果、ジャーナリストの論理だけで行動できない面もある。記者を生きるということは、ジャーナリストとして生きることと新聞社の社員として生きることを、調和させることが必要になる。(第2部第1章「新聞記者の適性と行動規範」より)
(2007/4/17更新)
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