酒本舗

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六月の酒と本(三)

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大虎

大虎(山形)
大辛口純米
1800ml/2000円


トラキチ好みの酒銘がうれしい。「飲み飽きしない辛口」をコンセプトに、山形県寒河江市の千代寿虎屋酒造(大正11年創業)が醸した純米酒である。原料米には山形県産の「はなの舞」、酵母には山形酵母を使用。スペック的には日本酒度+10の大辛口であるが、飲み口はカラリとして意外にマイルド。くどさがなくてキレが良く、この味と品質で一升瓶二千円ならコストパフォーマンス的に申し分ない。なおこの日の肴は焼鳥いろいろ。

大矢明彦的「捕手」論

大矢明彦的「捕手」論
大矢明彦

(右投手の場合)スイングを誘い、芯を外して打ち損じさせたいならシュート、スライダー。バットが遠回りする打者ならシュート、引っ張り型ならスライダーと使い分ければいい。タイミングを外したいならカーブ、バットに当てさせたくないならフォーク、百パーセントのスイングをさせないのであればチェンジアップやスプリットが有効。これらの球種の特長を把握しておかないとよい配球はできない。(第二章「打者を攻める」より)

著者の大矢氏は前回の監督就任時(1996-97)に、当時Bクラスの常連だった横浜ベイスターズをリーグ2位に導きながらも、2年契約の満了を理由にあっさりと退団させられた。横浜球団の無情さは阪神贔屓の私から見ても腹立たしかったが、一切恨み言を口にしない氏の態度は実に男らしかった。そしてあれから10年。再度横浜の監督として迎えられ、近年低迷気味だったチームの立て直しに力を発揮されている。まあ、わが阪神を上回らない程度に頑張って欲しいもんだ。
さて本書は中高生以上で捕手を志す者、既に捕手としてプレーしている選手にとってはまさに必携の実用テキスト。わずか200頁強の中に、捕手ならば知っておくべき実践的知識とノウハウが溢れている。無論野球好きのオヤジにとっても、ハイレベルな蘊蓄を垂れるためのネタ本として大いに活用可能だ。

一瞬、「まさか」と思ったが、ジョンソンの表情を見ると彼自身もびっくりしている。これでスクイズを確信した。ところが、誰も予想していないジョンソンのスクイズをウエストで外してしまえば、こちらがサインを見破ったことがバレてしまう。
私はカーブで外すことにした。こうすれば、相手ベンチも「たまたまだ」と思ってくれる。
たとえスクイズを外したとしても、せっかく見破ったサインを変えられては困る。結果、私の読み通りスクイズを失敗させ、サインも変えられずにすんだ。
(第三章「相手チームの戦術に対応する」より)


(2007/6/8更新)

 
 
   

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