酒本舗

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六月の酒と本(五)

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ねや川

ねや川(大阪)
純米吟醸生原酒
720ml/1680円


「利休梅」でおなじみ大阪府交野市の大門酒造が、寝屋川の酒販店米芳商店の依頼で醸したプライベートラベル。ラベルは寝屋川の「あすなろ障害者作業所」で牛乳パックと空瓶回収された酒用和紙ラベルを再生し、酒銘の文字も障害者が書いたものである。原料米は山田錦100%で酵母は9号。杜氏は日本でただ一人の外国人杜氏フィリップハーパー氏である。
利き猪口に注ぐとうっすらと黄金色で、芳醇な米の風味が立ち上る。口に含むと米の濃厚な味わいが広がり、後味に余韻が残る辛口タイプ。肴はしめ鯖と烏賊明太。

まだある。〜玩具編〜

まだある。〜玩具編〜
初見健一

野球盤といえばエポック社だが、そもそも同社は、創業者の前田竹虎氏が野球盤を販売するために設立した会社なのだ。1号機は家具職人によって製作された高額な商品だった。が、画期的なアイデアが人気を呼んで大ヒット。ブームとなった「消える魔球」搭載機は1972年に発売(「野球盤スタンダード」より)

食品編と並ぶシリーズ第5弾。「かんしゃく玉」「ジャンプ玉」「パチンコ」「探偵ミラー(潜望鏡)」「銀玉鉄砲」「スーパーボール」「ようかいけむり」etc.、これらの名前を並べているだけで、子供時代に通った駄菓子屋のほの暗い室内や、秘密基地に見立てて遊んだ廃材置場、河辺の空き地、路地裏の匂いが甦ってくる。小学校低学年の頃、祖父からもらったお小遣いの十円玉を握りしめ、「当て物」にしようか怪獣の「ブロマイド」にしようか、あるいはかんしゃく玉など火薬系で派手に遊ぼうかと思案に暮れたものだった。
中でもヘンな駄玩具として忘れられないのが「ようかいけむり」。薬品が塗られたカードに人差し指をなすりつけ、親指とくっつけたり離したりすると“煙”(ホコリ?!)がゆらゆら・・・というアレだ。現代の子供達にやらせてみたらどんな反応を示すだろうか?

ちょっと悪質なのが「車道に撒き散らす」。信号の変わりめにパッと置いて、サッと逃げる(マネをしないでください)。・・・(中略)・・・が、王道はやはり別項の「パチンコ」を使用した射撃。近所の家のブロック塀で射撃練習を繰り返し、火薬の跡でまっ黒に染めたりした(マネをしないでください)。(「クラッカーボール(かんしゃく玉)」より)

(2007/6/18更新)

 
 
   

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