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丹後王国(京都)
吟醸
720ml/1700円
京都府与謝郡にある「丹後王国」蔵元の谷口酒造は、大江山の麓加悦町にある明治4年創業の小さな造り酒屋。丹後の地元産酒米だけを使い、社長自ら杜氏を勤める珍しい蔵としても知られている。
この吟醸酒も与謝野町産の「祝」を100%使用(精米歩合55%)。口に含むとほんのりと米の香りが広がり、骨太でコクのある味わいのしっかりとした中辛口タイプ。
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つっこみ力
パオロ・マッツァリーノ
人は正しさだけでは興味を持ってくれません。人はその正しさをおもしろいと感じたときのみ、反応してくれるのです。本当に重要なのは正しさではありません。付加価値であるおもしろさのほうなんです。(第一夜「つっこみ力とは何か」より)
そう言えば、世に「天然ボケ」という言葉はあるが、「天然ツッコミ」はない。著者も「ぼけ力は天賦の才に負うところが大きい」が「つっこみなら、凡人や秀才でも努力すればそこそこのレベルまで到達できる」と本書で述べている。そこで「つっこみ力」のススメ、という訳だ。批判や批評は相手の恨みや反感を買ったり、「ウザい」と一方的に切り捨てられかねないが、相手が見せたちょっとしたスキに的確な「つっこみ」を入れることができれば、角を立てずに周囲を巻き込んだ笑いへと昇華させつつ、論点の所在を明確にすることができる。ボケのように“スベる”心配もまあ少ないし。
近頃は「○○力」と題する啓発本がやたら多くて食傷気味ではあったが、この「つっこみ力」はなかなか巧みなネーミングだと思う。
これからの時代は、シロウトに説明できるだけの国語能力を持つことが、プロの条件なんです。それができないからといってシロウトを世間知だと責める連中こそが、時代遅れで自分に甘くて愛のない、救いようのないシロウトなんです。(第一夜「つっこみ力とは何か」より)
(2007/7/3更新)
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