酒本舗

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七月の酒と本(二)

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赤石

赤石(兵庫)
純米吟醸生原酒
720ml/2000円


淡路島での社員旅行の途上、晩餐の買い出しのために立ち寄った明石「魚の棚商店街」にて購入。明石の食材には地元の酒をという個人的趣旨で「赤石」を選んだ(赤石は明石市の地名の由来である)。特A地区の山田錦を50%まで磨いており、精米歩合的には純米大吟醸並。丁寧な槽しぼりなので風味も豊かだ。味わいは濃厚ながらクセがなく、旨味もたっぷり。当夜は新鮮な魚貝&肉たっぷりのバーベキューだったが、とりわけ殻ごと炭焼で炙った焼きウニとの相性は抜群であった。蔵元は江戸末期創業の明石市大久保町・太陽酒造。昔ながらの甑(こしき)の釜、抱き樽、桶、木槽(ふね)による手造りを続けている。

テレビ標本箱

テレビ標本箱
小田嶋隆

刑事の素行(タバコのポイ捨て、粗暴運転、警察車両の私的改造、歌舞伎町カジュアルなマル暴ファッション、署内の女性警官に対する無遠慮なセクハラ発言とお茶汲みの強要、組織的な新人イビリなどなど)を見るだけでもツッコミどころは山ほどあるわけなのだが、なにより容疑者の扱いがいくらなんでもひどい。(第4章2004.10.31「西武警察スペシャル」より)

ある調査によると、今年の新入社員のうち喫煙者はわずか1割にまで減ったそうな。確かに周りの若い男の子たちでタバコを吸う人は確実に減ったし、酒場でウイスキーを頼む奴を見かけることはない(ましてや日本酒など・・・)。自分たちの頃は、松田優作なんかが何気なくタバコを吸いウイスキーを飲むシーンを見て、「オレもあんな風に」なんて憧れたもんだが、昨今のドラマはそんな“不健康な”シーンを主人公に演じさせないから、[タバコ=大人のカッコよさ]的図式がなくなり、単なる不健康なオトナのおしゃぶりになってしまったようだ。
まあ、国民の健康という観点からは喜ばしいことだろうが、“一億総健康オタク”化していく世の中って、盛り場から路地裏が消えていく様な味気なさを覚える。

江川卓、桑田真澄、貴乃花光司、中田英寿・・・・メディアのおもちゃにされる中で、表情を失っていった過去の一〇代スターたちの顔を思い浮かべてみてくれ。彼らだって、はじめからハードボイルドだったわけではない。
こんな調子のメディアスクラムが続けば、斎藤クンも、早晩、あの中田ライクな(っていうか、ゴルゴ13みたいな)無表情を身につけることになる。
(第5章2006.9.10「甲子園報道」より)


(2007/7/7更新)

 
 
   

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