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栄冠櫻室町(岡山)
特別純米酒
180ml/360円
流通による企画商品なのか、各地の蔵元の酒が同じ形の一合瓶でいくつか棚に並んだうちの一つ。飲み比べにはちょうど良いサイズだ。
この「栄冠櫻室町」特別純米酒は赤磐産雄町米を使用。深みとコクのある、クセのないしっかりした辛口である。ちなみに蔵元の花房家(現・室町酒造)が酒造りを始めたのは元禄元年(1686)頃と言われ、積極的に海外のコンクールに出品、モンドセクションでグランプリ5回、金賞14回、国際最高品質賞4回、銀賞3回を受賞している。
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欲望解剖
茂木健一郎・田中洋
ですから人間にとってどういう不確実性なら嬉しく感じられるのか、ということは非常に奥が深い問題ですし、新商品を手にとってもらえるかどうかということとも絡んでくるわけです。つまり、新商品のキャンペーンというのはまさにこの、人間の脳にとって「嬉しい不確実性」を作るということとイコールなのです。(第一章「脳科学の視点」より)
人間の欲望の有り様を脳科学の視点から検討し、マーケティングに関わる諸問題へアプローチしようというのが本書の趣旨。心理学とマーケティングの融合ならさほど珍しくはないが、市場を動かす人間の欲望のメカニズムを脳の働きを元に分析し、その成果をマーケティングに活かそうとの考え方は意外に例がなく、根っからの文系人間にとっても発想のヒントとなり興味深いものがあった。
情報やモノが氾濫している中で、どうすれば人々の記憶に残るコピーやデザインを生み出し、ひいては実際の購買行動につなげられるのか。脳科学的な知見や研究成果を取り入れることで、表現者としての日々の苦悩を些少でも和らげてくれるのであれば大歓迎だ。
むしろ人は欲望をどのように抑制するのかという点に、マーケターはより着目すべきかもしれません。つまり、「なぜ消費者はそのときその商品を買わなかったのか」ということへの着目です。マーケターは往々にして消費者はすべからくわが社の商品を買ってしかるべきだ、と考えがちです。しかし自分自身のことを考えてみてもわかるように、我々は普段、自分の欲望を抑えることで生活しているのです。(第二章「マーケターの視点」より)
(2007/8/12更新)
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