| 最高学府はバカだらけ
全入時代の大学「崖っぷち」事情
石橋嶺司
◆バカ学生は就職活動時には会社のロビーで着替えだします。
◆バカ学生は一般企業の営業を嫌がりますが、「提案を営業」するコンサル会社は愛しています。
◆バカ学生は講義に真面目に出席しますが、ネットカフェとして利用しているだけです。
◆バカ学生は起きてから寝るまでの一日中、携帯でメールのやり取りをしないと気が済みません。
(「第一章のまとめ」より)
昨今の大学受験事情は、私が大学生だった80年代前半とは大いに様子が異なる。かつては受験イコール入試による一発勝負で、推薦枠を使う者は一握りだったが、今では相当数の学生が指定校推薦や自由枠推薦、AO入試といった方法で入学を決めている。昔ながらの入試に関しても、「センター試験」を利用すれば、一つの試験結果を複数校への志願に使い回しできるそうな。まあ“受験地獄”という言葉が今や死語となり、受験苦で命を絶つ若者が減ったのは結構なことだ(但しその分今日はイジメという別のストレスが・・・)。
本書では“バカ学生”にスポットが当てられ、Oh my God!な“武勇伝”が幾つも紹介されているが、反対に私がインターンシップの取材等を通じて出会う子らは、80年代の大学生達よりは数段真面目で、時には「社会人の真似事なんかするより、今のうちに広い世界を見に行きゃいいのに・・・」と、かえって痛く感じることさえある。
◆バカ学生発生について、「悪いのはウチ以外」と大学関係者は思い込んでいます。
◆大学職員はつき合いのない高校に行くとき、指定校推薦枠を用意しないとお茶も出てきません。
◆秀才を確保するための就活早期化は、逆にバカ学生を増やしています。
◆企業は、バカ学生の発生原因は大学にあると断言します。
(「第二章のまとめ」より)
(2007/12/17更新)
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