酒本舗

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一月の酒と本(二)

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李白

李白(島根)
純米生貯蔵酒・花酵母仕込み
300ml/441円


李白酒造は明治15年(1882)創業。李白の酒銘は昭和3年(1928)、元首相であった若槻礼次郎氏が命名。もちろん中国・唐代の詩人で、酒仙と呼ばれた「李白」にちなんだ名前である。
さてこの花酵母仕込みの純米生貯蔵酒。特に花の様な甘い香りがする訳でもないが、まろやかかつ柔らかな口当たりのマイルドな辛口タイプで、雑味がなくふんわりと心地よい余韻が残る不思議な飲み口だ。新富町のサンクスで購入。肴もサンクスのおでん。

世界のしくみが見える「メディア論」

世界のしくみが見える「メディア論」
有馬哲夫

ちゃんと謝りさえすれば、メールだろうが、電話だろうが、手紙だろうが、直接の言葉だろうが変わりない。謝罪は謝罪だと考えます。・・・(中略)・・・コンテンツに気を取られると、メディアの違いによって生まれる細かい相違点に十分注意を払わず、同じものを取り上げているのだから同じだと、安易な結論に至ってしまうのです。
しかし、実際には同じだと思っているコンテンツはメディアによってかなり違うのです。
(第一回講義「メディア研究とは何か」より)


なるほど。誰かに謝罪の意を伝える時に、直接出向いて頭を下げるのと、肉筆の手紙をしたためるのと、電話で詫びるのと、メールで済ませるのとでは、伝わり方は全く異なるだろう。それがたとえ、全て同じ「ゴメンナサイ」の6文字であっても、場合によっては全く逆の意思に取られかねない。まさに中身(コンテンツ)よりも「メディア(こそ)はメッセージ」。何でもない例え話だが、頭だけで理解していたマクルーハンの有名な箴言が、しっくりと腹に落ちた気がする。
また仕事柄、文字校正という作業は日常的に欠かせないが、経験上モニター画面よりも紙に出力した方がミスを発見しやすい。その訳も、マクルーハン理論の中の「反射光」と「透過光」によって明解に説明されている。

それまでは一方的にコメントや批評を述べ権威と見られていたメディア・エリートたちは、視聴者がインターネット(現在のところは掲示板)でコミュニケーションするようになった結果、自らもネット上における批判やコメントの的にされるようになり、彼らが持っていた権威は絶対性が薄れ、相対化されるようになっています。
いまや、視聴者は一億総評論家となって、メディア・エリートのコメントをネット掲示板の議論の材料としか見なくなりました。
(第六回講義「電気メディアはどんな現代人を作り出したか」より)


(2008/1/4更新)

 
 
   

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