| ターゲット・メディア・トルネード
Web広告、雑誌広告、交通広告(OOH)が効果的なワケ
吉良俊彦
これからは、もう一つのステップが重要になってくる。それは、一度購入した人たちに対して、さらに広告を継続していくことだ。自分が買って、それなりの満足を得た商品が、絞り込んだターゲットに向けて継続的に広告されることを「嫌だ」と思う人はいないだろう。その心理を狙うのである。この広告戦略を「メンテナンス広告」と呼ぶ。(第6章「ターゲットブランディングのためのトリプルサティスファクション」より)
TVと新聞をマスメディア、Web広告、雑誌広告、交通広告(OOH)をターゲットメディアと改めて定義。その上で、「これからの時代はマスメディアが生活者に届かなくなるから、ターゲットメディアをどう上手に使いこなすかが広告戦略成功のカギである」という至極真っ当な結論を、論理的というか、少々回りくどく解説した書。
ロイヤルカスタマーを生み出すための「メンテナンス広告」という切り口と、メディアプラン戦略の理想型を明解に表現した著者オリジナルの「逆円錐形チャート(トルネード)」は実に見事な力作だが、全体としてはわざわざ一冊の本にしなくても・・・という印象。雑誌「宣伝会議」上で4p程かけて説明すれば十分語り尽くせる内容に思えた。センスリーダーであるべき広告マンが出す本にしては、ちょっと装丁もイケてないし。
2008年型広告とは、[A]の[B]を[C]の力を使い、広く[D]に告げ、[D]から[E]を導き出し、最終的に[F]を探し出す。
そして、その[F]に対して、継続的な[G]を行い、再購入を促進し、[H]を生み出していく。
その一連の業務を[I]と呼ぶ(第6章「ターゲットブランディングのためのトリプルサティスファクション」より)
※[A]企業[B]商品[C]メディア[D]生活者[E]興味者=ターゲット[F]消費者[G]メンテナンス[H]ロイヤルカスタマー[I]ターゲット・ブランディング
(2008/2/2更新)
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