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聚楽第(京都)
吟醸しぼりたて
720ml/1400円
聚楽第(じゅらくだい)は、豊臣秀吉が政庁兼邸宅として1586年に京都の内野に建設した大邸宅の名称。年頭に載せた「京生粋」と同じ、上京区にある佐々木酒造の主要銘柄である。この吟醸しぼりたては、新酒のもろみが搾られて最初に出てくる「あらばしり」を瓶詰したもので、濾過や加水処理を一切していない垂れ口そのままの味。しぼりたてにしては珍しく落ち着いた味わいで、ほんのり苦味が残るドライな飲み口。原料米は五百万石(57%精米)。阪急六甲のOASISにて、ギフト用透明ケース入で棚に並んでいたのを購入。肴は太巻寿司、焼き魚(鰯)、イカ明太、鍋焼きうどん。
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本朝金瓶梅
林真理子
「いったいどうしたんですか・・・・・」
西門屋の奥の離れ、ことが終わったばかりのおきんが、前をはだけたまましどけなく起き上がります。やがて桜紙を口にくわえ、後ろ向きになって恥ずかしそうに後始末するのがなんとも色っぽい。
「旦那が昼からなさるなんて、本当に珍しいことだもの。それにこの頃・・・・・」 (第五話「慶左衛門、大奥の女を誘うの巻」より)
「三国志演義」「水滸伝」「西遊記」と並ぶ中国四大奇書の一つ「金瓶梅」を下敷きに、舞台をそっくり花のお江戸に移し、色と欲にまみれた男女のせめぎ合いをユーモラスに描いた官能時代小説。女陰、陰茎といった直裁的な言葉が頁上を賑わし、男と女の営みが具体的かつ扇情的に描かれているにも関わらず、全編にわたって適度な洒脱さと品の良さが漂う。明けても暮れても女と交わることしか頭にない色男の主人公、ライバルを罠にはめ死に追いやることすら厭わない性悪な妾など、いずれもひと癖ある登場人物ばかりだが、色ごとが物語の軸になっているせいか、皆それぞれどこか愛嬌があって憎めない。ここのところ堅い本ばかりが続いていたが、たまにはベッドに寝転がり、こうしたエロい文章に耽溺するのも悪くない。
「おい青柳、ちょっと待ってくれ。俺はだからちょっと・・・・・」
拒んだ拍子に慶左衛門はあおむけに倒れ、それを幸いに青柳は上からすとんと落ちてきたのであります。全く男と女の体はよくしたもので、上を向いて立っているものに、やわらかく濡れたものはすっぽりと着地いたします。(第七話「慶左衛門、跡継ぎが生まれるの巻」より)
(2008/2/11更新)
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