酒本舗

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二月の酒と本(八)

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最近飲んだ酒 近頃読んだ本
銀嶺立山

銀嶺立山(富山)
本醸造
720ml/870円


原料米に山田錦と五百万石を使用。切れ味のよい淡麗辛口の典型的な食中酒。富山の地酒ではあるが、その佇まいとクセのない味わいは、何となく洗練された都会的な酒という印象を持つ。燗をつけると一段と膨らみと力強さを増す。パリの万国博にも出展されたことがある酒らしい。
蔵元は文久元年(1861)創業、北陸最大の生産量を誇る立山酒造。庄川流域に開けた散居村で有名な砺波平野の中にあり、花崗岩に濾過された庄川の地下水で仕込んでいる。

ソーシャル・ウェブ入門

ソーシャル・ウェブ入門
滑川海彦

アリストテレスは今から2千300年も前に「人間は本性からしてソーシャル・アニマルだ」と断言している。しかもその原因を「人間だけが言葉を持っている」ところに求めた。
現代風に翻訳すれば「人間がコミュニケーションを求めるのはDNAの配列に書き込まれた種としての本来的性向」ということになろうか。
(2章「とうとう世界が変わり始めた」より)


たまたま目にした著者と糸井重里氏の対談(日経BPオンライン&「ほぼ日」同時連載)で本書の存在を知った。ちょいと見は「Photoshop入門」の様なテキスト風の佇まいだが、実は啓蒙性と実用性の両方が高次元でバランス良く融合した良書。Web2.0の世界観やバックグラウンドを手際よく俯瞰しつつ、一方でブログの作り方やGoogleの便利な利用法など“使える”ノウハウも細かく押さえている。例えば、Googleの検索窓がWebの検索だけでなく、四則演算やレート換算等にも使えることや、「mixiを開いたままエロサイトを見に行く」ことがどれ程危険かを、本書を読んで初めて知った次第。

新しいWebワールドの特長は「小さな断片のゆるい結合」だといわれる。一枚岩的な巨大組織や巨大アプリケーションではなく、軽く身軽な小さいユニットがWebを通じて有機的に結合するという新しいパラダイムが生まれつつある。そのひとつの典型がタグ(tag)による情報の整理だ。(Column「固くて重いツリーからゆるくて軽いタグへ」より)

(2008/2/24更新)

 
 
   

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