酒本舗

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三月の酒と本(二)

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最近飲んだ酒 近頃読んだ本
天明

天明(福島)
本生純米槽しぼり
720ml/1365円


久々に訪れた酒仙堂フジモリにて購入。中二日開けて二回に分けて飲んだが、二回目は明らかに前回より味が乗っており、豊かな米の風味と共に濃醇な米の旨味を感じた。全体にコクと膨らみのある辛口。
ちなみに一日目の肴は粕汁、鰆の西京焼、鮭とば。二日目はかんぱちの刺身、鰹のたたき、すき焼きうどん、大阪寿司、もずく。

ネット未来地図

ネット未来地図
佐々木俊尚

そしてこのネタ視聴の台頭は、動画コンテンツのユーザー・インターフェイスを根本から変えてしまうことになった。ネタ視聴では、リアルの友人や知人、あるいはネット上でつながっている人たちとともに動画を楽しみ、コミュニケーションを交わすのが主たる目的となるから、高画質や大画面は必要な要素ではない。(論点9「ユーチューブは『ネタ視聴』というパンドラの箱を開いた」より)

2007年秋の時点でのウェブ2.0の方向性と将来性が、20の論点から包括的に考察された本。レコメンデーション、行動ターゲティング、仮想通貨、プラットフォーム、マネタイズ、動画、セカンドライフ、ネット下流、トゥイッターetc.、この一冊を押さえておけば最新のウェブ業界の話題で後れを取らずに済むし、そうした流れの中、既存のマスメディアがビジネスをどう再構築していくのかもざっくりと把握できる。各項の説明も適量かつ要領を得ており、尚かつ著者自身の分析も程良く加えられ非常に分かりやすい。
あとがきにもある様に、ネット業界は「数週間でも目を離せば、知らない用語、知らない枠組み、知らないサービスが次々と誕生しているという恐ろしいスピード」で動いている。こうした動きに日々振り回されるのも面倒なので、願わくば手練れの業で、08年版、09年版の「未来地図」を編み続けてほしいものだ。

しかしインターネットのコミュニケーションツールは、少なくともこの日本においては、〈論点16〉でも書いたように「つながりの社会性」を先鋭化する方向へと常に進み続けている。時間や空間の制限から徐々に解き放たれ、お互いの「つながり」だけに純化する方向へと進んでいるのだ。(論点17「『つながり』に純化するコミュニケーションの登場」より)

(2008/3/3更新)

 
 
   

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