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那智の白梅(大阪)
特撰・手づくり純米酒
1800ml/1480円
厳選した食材と酒で定評のある御影新生堂にて、「破格の1480円、2000円以上の値打ち」という様な手書きPOPにつられて購入。蔵元は先頃呑んだ「浪花正宗」の浪花酒造で、その780円の本醸造より酒質が上なのに安くて旨い。
米の種類は不明だが精米歩合は吟醸並みの60%で、軽快な口当たりの純米酒。クセのない淡麗辛口だが、適度な味わいとコクがあり後味はすっきり心地良い。このクォリティで「菊正宗ピン」や「白鶴まる」とほぼ同価格帯となると、こりゃ誰が何と云っても“買い!”だ。浪花酒造恐るべし。ちなみに肴は、和歌山の銘酒「黒牛」の純米吟醸酒粕で造った粕汁と秋刀魚。
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野球愛
萩本欽一
もう一つ禁句にしているのが、「野球を楽しみたい」っていう言葉。そんなこと言うのはやめてくれ、って声を大にして言いたいね。
あくまでも「野球を楽しむ」のはお客さんであって、選手ではないんです。自分たちが楽しんでいたって、お客さんは楽しくなんかないですよ。(第2章「欽ちゃんの脱常識監督論」より)
「茨城ゴールデンゴールズ」の設立を通じて、これまで日の当たらなかったアマチュア野球の世界に、世間の注目を集めるきっかけを作った萩本欽一。でも本書を読むまで、ここまで徹底的に「お客さんを楽しませる」ことを考え抜いているとは知らなかったし、また単なるお飾りの監督ではなく、実質的にもチームの統率者としてこれ程迄に貴重な役割を果たしているとは思わなかった。
中でも「運を回す」という発想は斬新だ。「三振は、次の打者に運を回しただけ。だから次の打者がヒットを打てば、それは前の打者のおかげ」という独特のポジティブ思考は、野球というスポーツの性質を楽しくするし、チームの心を一つにする貴重なヒントが隠されている気がする。
素人が野球の何を論じるのかなあと軽い気持ちで読み始めたが、全編野球へのリスペクトと、コメディアンとして観客を楽しませ続けてきたプロとしての矜持が溢れている。バカうけ。
だから、僕はクラブチームの監督を通じて「お客さんがどうやったら喜んで野球を見てくれるか」ということを、ずっと試行錯誤しています。お客さんだって、考えようによっては、いろいろな形で野球の試合に「参加」することができるでしょう?(第4章「野球を通じて町を元気にしよう!」より)
(2008/3/21更新)
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