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文佳人(高知)
(無濾過)純米
1800ml/2520円
今年の花見酒第一弾。きき酒師の師匠ヒデさんの本年度イチオシとして、席に着いた早々に勧められた酒。岡山県産アケボノを55%まで磨いた少量仕込みで槽搾り、無濾過の純米酒。豊かな米の香りが漂い、濃醇かつ上品な膨らみのある味わい。後味のキレもよく、純米酒としか表示はないが、いかにもただ者ではない。蔵元は土佐山田町にある明治10年創業の(株)アリサワ。
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スタア・バーへようこそ
岸 久
細かい説明をしますと、ある程度お酒に浸されてオリーブから油も味も出るので、途中までは入れておいて、かつ、お酒が残っているときに食べるのがもっとも双方が味わえるとは思います。オリーブを食べてその味が口の中に残っているときにお酒を飲むと、味にふくよかさが出る、と僕は感じます。(第一章「カクテルの話」より)
いろいろあって、行きつけのバーは今のところ一件しかない。特にその店にこだわりがある訳ではなく、日本酒党であるがゆえ年に数回しかバーに行かず、ちゃんとした店を一軒知っていれば十分事足りるからである。
バーではギムレットやマティーニをオーダーすることが多い。「ジンは何になさいますか?」と聞かれると、タンカレとかビーフィータとかゴードンとか適当に答えるが、違いを真剣に比べたことがないので実は意味がない。でも毎回同じ様に聞かれて同じ様に答える、そんなやり取りが心地良かったりする。結局バーの良否はバーテンダー次第だから、作り手が醸し出す雰囲気が端正で、真摯で、洗練されていればそれだけで美味いと感じてしまうし、それ以上味についてあれこれ語っても野暮なだけだろう。
我々が使うのは、中でもビシッときれいにクリスタル状に固まった、氷の芯みたいな部分なんですね。油断すると、あまり良い状態ではないところを持ってこられたりする。ですから、常に氷の状態は確認して、厳しいくらいにチェックしています。マグロで言えばトロとでもいいますか、そういう部分を僕たちは使いたいし、そのために氷屋さんにもうるさいことを言ってると思います。(第四章「バーの仕事から」より)
(2008/4/7更新)
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