酒本舗

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五月の酒と本(三)

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胡蝶蘭

胡蝶蘭(京都)
吟醸純米酒
300ml/525円


京都は福知山にある東和酒造の銘柄。創業は江戸期後半とのこと。主銘柄は「武勇」。この写真では少し見づらいが、「胡蝶蘭」の酒銘は金箔の文字で、ゴージャスな胡蝶蘭の花をあしらったラベルが目を引く。香りもその名にふさわしく華やかで、それでいて飲み口はあっさりとした中にもさりげないコクがあり、全体的にミディアムライトな中辛口。後味もすっきりとして上品である。梅田の阪神百貨店で購入。

家族の名誉

星野流
星野仙一

自分が投げて苦しみながらも勝った試合のあと、伊良部は必ずロッカーの入り口に立って、引きあげてくる選手ひとりひとりとていねいに感謝の握手を交わしている。お立ち台でヒーローインタビューを受けている選手が最後に戻ってくるまで、さらに5分でも10分でも伊良部はロッカーの入り口で出迎えるのである。メディアには登場しない、なかなか味のある光景だった。(第一章「人をつかむ20の法則」より)

北京五輪まであと三ヶ月。五輪競技としての野球は今回が最後ということで、星野ジャパンにかかるメダルへの期待は、いつもの五輪以上に大きいようだ。
それにしても、星野さんという人は運の強い人だと思う。現役時代の成績、監督としての実績は決して超一流とは言えず、「闘将」ではあっても「名将」と呼ぶには若干躊躇われる、というのが正直なところだろう。それでも長嶋、王という二人のスーパースターの後を引き継ぐ将として、恐らく大多数の野球ファンが星野仙一の名を心に描いた。あのダメ虎を就任わずか二年でリーグ優勝に導いた指導力があれば、必ずや日本に悲願の金メダルをもたらしてくれるだろう、と。
色紙にサインをする時、星野さんは必ず「夢」という一文字を添えるとのこと。願わくば三ヶ月後、日本中にとてつもなく大きな「夢」を見せてほしいものだ。

野球先進国の代表チームとして全員心をひとつにして、きちんとしたプレーを、きちんとした野球を世界に見せなければならないと思う。コンディションを整え、モチベーションを高め、ひとつひとつの連係プレー、サインプレー、バント、全力疾走、マナー、技術、力、すべての基本プレーのお手本を示し、ていねいに1点を取り、ていねいに1点を守る野球の醍醐味、野球というもののすばらしさを伝えることを代表チーム全員で誓い合いたいと思う。金メダルだけではないそうした役割や使命も日本代表チームにはあるのではないか。(第五章「成功をつかむ7の法則」より)

(2008/5/6更新)

 
 
   

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