酒本舗

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六月の酒と本(六)

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ずーっと好きでいてください

ずーっと好きでいてください(愛媛)
純米美酒
300ml/450円


バレンタインやホワイトデーなどのギフト需要を意識して造られたのであろうか。居酒屋に置いていたとしても大声で注文するのは憚られる銘柄である。
味わい的には程良いコクがある辛口で、クセがなくバランスの良い軽快な飲み口と、すっきりとした後味の良さが特徴。原料米は玉栄(精米歩合65%)。肴は冷や奴、鰻の肝、わさび漬、わさび味噌。蔵元は梅錦山川。

ラブホテル進化論

ラブホテル進化論
金益見

ラブホテルには、古城のような外観や、回転ベッドに代表されるような、夢のような非日常空間が追求された時代があった。しかし現在のラブホテルは、夢のような非日常空間から、カップルが二人きりでくつろげる癒しの非日常空間へと変化している。(第一章「あこがれのラブホテル」より)

「ラブホテル」で始まるタイトル、帯に踊る「現役女子大学院生による・・・」のキャッチ、そして極めつけとも言える美形の著者の顔写真。この“アカデミックなエロチシズム”にそそられ、本書をつい手に取った男性諸氏も少なくないはずだが、内容は至って正攻法で資料的価値の高い、それでいて読みやすいラブホテルの研究書である。「そうそうあの頃のラブホは・・・」と郷愁をそそる記述も随所にあり、本文と自らの回想の間を行きつ戻りつしながら楽しく読み終えた。多様な関係者に丹念かつ誠実な取材が行われていることが文面からもうかがえる。
誰もが一度は利用していながらも、正面切って論じられることがなかったこのテーマに、好奇な視線に耐えつつうら若き女性の身で果敢に挑んだ勇気に敬礼!

外観がおしゃれで、料金は高めのホテルは不倫客が多く、それとは反対に、古くて安いワンルーム・ワンガレージ式のホテルは高齢者の利用が多い。ちなみに年金受給日の翌日は、そういったホテルには高齢者が溢れかえるという。(第六章「ラブホテルを利用する」より)

(2008/6/17更新)

 
 
   

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