酒本舗

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七月の酒と本(二)

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天山しぼりたて

天山しぼりたて(佐賀)
本醸造
720ml/1050円


佐賀市富士町の棚田で契約栽培された「日本晴」の新米を100%使った、しぼりたて本醸造の生原酒。一口飲むと、搾りたてのフレッシュさが口中に広がり、その後で原酒ならではのヘビーな後味と喉越しが追いかけてくる感じ。虎ノ門の升本にて宿用に購入。肴は三越のデパ地下で買ったおこわ弁当やポテトサラダ、海老しゅうまい等。蔵元は天山酒造。

プロフェッショナル

プロフェッショナル
仁志敏久

プロや技術あるアマチュアの内野手の多くは、正面に関してですが、ゴロを捕る時、掴むということをしません。両手で捕ることのできるゴロに関しては、捕るというよりも、グラブに当てる、または送球する手に持ち替えるための道具といった感覚で使います。(第1章「プロの守備論、打撃論」より)

甲子園と神宮で華々しく活躍し、社会人野球の名門・日本生命を経て指名枠で巨人に入団した著者は、その外見や洗練されたプレーぶりも含めて絵に描いたような野球エリートだ。こうしたいかにもジャイアンツらしい選手に、古くからの阪神ファンは大いに敵愾心を掻き立てられ、逆に言えば、敵ながらその憎っくき実力を認めざるを得ない存在だった。二遊間のヒットゾーンに痛烈な打球が飛んで「よしっ!」と思った刹那、まるで予測していたかの様な守備位置にいた仁志が悠々とボールをさばく・・・、そんな悔しい光景を何度目にしたことか。
その順風満帆の野球人生を歩んできたエリートが、ケガと故障で二軍落ちを経験した後巨人からトレードされ、新天地横浜で再び職人としての輝きを取り戻した。本書には本人が望んだというそのトレードの経緯や、巷間噂される原監督との確執の真偽などが率直に綴られていて興味深い。そして何より守備・走塁の技術論や、豊富な経験に裏打ちされた体の使い方・動かし方等は、中学・高校球児にとって貴重なテキストとなっている。

観察力と集中力。この二つが融合することで、能力以上のプレーは出来上がります。
打者の構えから、体の立ち具合、バットの位置や角度。打ちにいく姿勢の肩の入り具合や回転の速さ、バットの軌道と打ち出す方向。客観的にはこれらを見極め、統合する。あとは打者の得手、不得手、その時の状況などを付け加えて考えていきます。
(第1章「プロの守備論、打撃論」より)


(2008/7/5更新)

 
 
   

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