酒本舗
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六月の酒と本(三)

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最近飲んだ酒 近頃読んだ本
無

(兵庫)
純米大吟醸
720ml/3000円


6月6日大阪のリーガロイヤルNCBで開催された平成15年度「純米清酒を楽しむ会」のきき酒会に参加、3度目の参加にして、幸いにも出品酒18種類全問正解を達成。大阪では史上初の快挙ということで純粋日本酒協会から「きき酒名人」の認定を頂いた。せっかくなので、印象に残った酒を何本か紹介したい。
「無」はヤエガキ酒造の人気銘柄。山田錦100%。果実系の上立ち香で、飲み口は程良く旨味が乗りながらもすっきりした味わい。後味もGOOD。

コトラーのマーケティング・コンセプト

コトラーのマーケティング・コンセプト
フィリップ・コトラー著/恩蔵直人訳

前回、真にある分野の事を“分かっている”人は、“基本原理”を素人にも解る表現で説明してくれると書いたが、マーケティングの分野で言えばコトラー教授。マーケティングを生業としながら、教授の著書を一冊も読まずに来たという者はいないだろう。

「マーケティングは、広告を制作したり、媒体を選択したり、ダイレクトメールを発送したり、顧客からの問い合わせに答えたりする部門に限定された活動ではない。何をつくるべきか、製品を顧客のもとに届け、入手しやすくするにはどうすればよいか。これらを組織全体で解明する、より大規模なプロセスなのである。」
「マーケティングの理想は、販売活動が不要になるところまで標的顧客を知り尽くすことだ。ピーター・ドラッカーも『マーケティングの目的は販売を不要にすることだ』と断言している。マーケティング(mark-eting)とは、的(mark)に命中させる能力のことなのだ。」(いずれも序文より)


大学時代にマーケティングを学ばなかったため、以前勤めていた会社にプランナーとして雇われた際、当時の上司(米国で広告・マーケティングを学んだ方だった)の勧めで、コトラー教授の本を常に座右に置き企画書を書いたものだった。本書は今年5月に刊行された最新作で、実戦で戦うビジネスパーソンを対象に、今日理解しておくべき80の重要コンセプトをアルファベット順に解説した、いわばコトラー流「マーケティング事典」。これからも企画書を書きながら、折に触れて読み返すことになりそうだ。

(2003/6/9更新)
*Philip Kotler教授のその他の本:
コトラーのマーケティング思考法
Ten Deadly Marketing Sins

 
松山三井

松山三井(愛媛)
純米大吟醸
720ml/2427円


全問正解の噂を聞きつけ、表彰前に梅錦の山川社長がわざわざお祝いに駆けつけて下さった。ちょうど5年前の7月にSAKE王国の取材で蔵に伺った折、行きつけの小料理屋でごちそうになって以来である。梅錦ホームページに直々の連載を持たれているので興味のある方はぜひ。
さて松山三井。オーソドックスなリンゴ系の吟醸香で、口に含んだ後も上品な香りがすーっと鼻に抜ける。きき当ての際こうした分かりやすい大吟醸が一本入ると大変助かる。日本酒を覚えはじめの女性には特にお奨めのさっぱりした飲みやすい味。

   

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