酒本舗
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七月の酒と本(一)

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最近飲んだ酒 近頃読んだ本
むくね逍遙

むくね逍遙(大阪)
純米大吟醸
720ml/1900円


この酒の蔵元・大門酒造には1999年8月にSAKE王国の取材で訪れ、若い頃世界を放浪していたユニークな六代目当主ともお話をさせて頂いた。「日本酒の世界でオリジナリティを持って輝き続けたい」との言葉が印象的だったが、この「むくね逍遙」は、地元の30軒の篤農家に栽培を依頼した「交野山田錦」を使用、文字通 り“交野の水と米で醸した”オリジナリティ溢れる生粋の交野の地酒である。
香り華やか、酸味は少なく旨味はしっかり。その割に後味のキレがよくクセがない。上品だが骨太な佳酒である。ちなみに合わせた肴は鮭のお造り。(今夏ウチで働いてくれるインターンシップ学生・東井君からの頂き物。二十歳でこの酒を選ぶとはお主もなかなか・・。どうもありがとね。)

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岡康道/吉田望著

岡「競合というものの本質は、たとえば、『結婚したいな』と女の子が言い出したときに、5、6人からプロポーズされる方が気持ちいいよね。それで判断間違えるかもしれないけれども。ずっと付き合ってる、たまに電話してくる男とそのまま何となく結婚するよりは、何かそういう華々しい瞬間っていうのがあったほうが、うれしい。」

吉田「一種の合コンみたいな(笑)。どうせ判断まちがえるなら派手にまちがえたほうがましと」

岡「そうだ。競合は一種の合コンだ。」
(第1章より)


新卒採用は恋愛のプロセスに重なる。出会いがあり、デートがあり、ライバルもいて、駆け引きもある。そして決断を左右するのは、資産の豊かさや見た目だったり、住む場所だったり、「おまえが欲しいねん!」の言葉だったりするが、時には花束一つで他の誰かに奪われる場合だってある。
採用にとっても恋愛にとっても、自らの思いのたけ(What)を、どのように(How)表現するかが大切な問題。だから、企業の採用WEBサイト作りのお手伝いをする我々は、“頼りになる世話焼のオバちゃん”でなければならない。オイシイ話ばかりでなく欠点もきちんと伝えつつ、企業の真の魅力や志(メッセージ)を一撃で表現する知識、技術、そして熱意が必要なのである。

「あれも、これもじゃなくて、まずこれを言おう、というただ一行を言える会社は、もういい広告ができたのも同然ではないか。」(序章より)

著者の一人である岡康道氏は、いま日本で最も勢いのある広告クリエーターの一人。「広告」を「WEBサイト」に置き換えて読むと、いろいろと得る所の大きい書であった。久々に線を引きながら本を読んだ。

(→ブランドIIはこちら)

(2003/7/1更新)

 
       

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