酒本舗
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九月の酒と本(二)

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最近飲んだ酒 近頃読んだ本
独楽蔵

独楽蔵(福岡)
純米吟醸しぼりたて生
720ml/1375円


ラベルの宣伝文句の通り、ふっくらとした美味さの純米吟醸酒。冷えている時と常温に近い時で全く異なる表情を持つ酒。冷蔵庫から出したばかりの時は、程良い吟醸香が立ち上り、しぼりたての生にしてはえらくすっきりクセのない飲み口だなあと思ったが、温度が室温に近づくにつれ、しぼりたて生酒特有の米の風味とほの甘さが顔をのぞかせてくる。一瓶で二種類の酒を飲んだような贅沢さ。 

ネクストソサエティ

ネクストソサエティ
P.F.ドラッカー

変化を観察することである。しかもあらゆる世界を見ていくことである。そして、それらの変化が本物の変化か、一時の変化か、自分たちにとってチャンスかどうかを考えていくことである。見分け方は簡単である。本物の変化とは人が行うことであり、一時の変化は人が言うことである。話にばかり出てくるものは一時のものである。」(第2部第5章「ニューエコノミー、いまだ到来せず」より)

ドラッカー氏の著作は新刊が出るたびに購入し、最低2回は通読するのだが、結局頭の中に残っていないことが多い。今回も2回目なのに、ほとんど記憶に残っていないのが情けない。読んだ当座は、商談時などにちょっとエラそうに引用しちゃったりするんだけど。
でも世の中のドラッカー氏の読者の大半は所詮そんなものだろう、なんて思わないでもない。何せ自分の書いた意見の前後に「ドラッカー氏も著作の中でこのように述べている・・」などとさりげなく引用すれば、何となく正しい事を主張しているように見えてしまうから。

「鉄道が生んだ心理的な地理によって人は距離を征服し、eコマースが生んだ心理的な地理によって人は距離をなくす。もはや世界には一つの経済、一つの市場しかない。
このことは、地場の小さな市場を相手にする中小企業でさえグローバルな競争力を必要とすることを意味する。競争は、もはやローカルたりえない。国境はない。あらゆる企業がグローバル化することを要求されている。」
(第2部第1章「IT革命の先に何があるか?」より)


(2003/9/6更新)
*その他のドラッカー教授の本:
「経営の哲学」

 
       

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