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マッキンゼー戦略の進化
名和高司/近藤正晃ジェームス編著・監訳
「たった一つの戦略では成長までの完全な絵は描けない。唯一無二の戦略にこだわるアプローチは、経営者が抱える難題を単純化しすぎている・・・(中略)
ベスト・カンパニーは七つの戦略的自由度を考慮し、その大半をうまく活用している。
1.既存顧客の最大化 2.新規顧客の獲得 3.製品・サービスのイノベーション 4.バリュー・デリバリー・システムのイノベーション 5.業界構造の改善 6.地理的拡大 7.新規事業分野への進出」(Chapter3「成長への階段」より))
「マッキンゼー式●●」「MBA×××」といった類のビジネス本は相変わらず隆盛である。私もその手の賢そうな本を読むのが好きで、企画書やプレゼンで使える横文字の言い回し、もっともらしい理論はないかと、BOOK OFFなんかでまとめ買いしては読んでいる。もちろん実際の会社運営に役立てたい気持もなくはないが、ディズニーやGE、ボーイング等超巨大企業の事例はさすがに参考にしづらい。
それにしても東大を出て、米国のMBAは持ってるけど経営はしたことない方々の指導を仰ぐって、臨床経験がない心臓病の“権威”に手術してもらうのに似ているかも。(あるいは、飛行経験のない航空力学の権威が操縦するジャンボ機に乗るような感じか。)
自分は、臨床経験豊富な執刀医に手術してほしいな。
「戦略を立てる時に競争相手との直接対決を第一に考えるのは間違いだ。何より優先すべきは個客のニーズに対する誠実な配慮であり、そうしたニーズに応える柔軟性を自社がどの程度備えているかの詳細な分析である。」(Chapter9「戦略再考」より)
(2003/12/21更新)
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