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ザ・プロフィット
エイドリアン・スライウォツキー著/中川治子訳
「利益が生まれる仕組みは多種多様だが、企業がどこで利益を上げられるかを決めるのは顧客である。」(「日本語版への序文」より))
「どうすればビジネスで利益を上げられるか」を徹底的に追求し、対話形式で分かりやすく紹介した本。全部で23の利益創出パターンが挙げられており、日頃の自分たちの仕事の進め方と対比したり置き換えたりしてみると、学ぶべきポイントがいくつも見つかった。なかなか奥の深い本だ。
利益を増やしたい時、ついつい目先の仕事でどのように料金交渉をするか、あるいはコストをどう抑えるかばかりに目が行ってしまうが、少し視野を広げて固定観念から脱却すれば、新たな利益創出のチャンスがきっと見つかるはず。「利益がなければ未来はない。もっと儲けたければ、もっと頭を使え!」と叱咤激励されたような気持になった。
「利益というのは、モデルや方程式というよりも考え方だ。物理学が物質のエネルギーについて教えてくれるように、利益は経済のエネルギーを教えてくれる。利益がないということはエネルギーがないということだ。未来を戦う能力もなければ、未来を作り上げる能力もないということだ。収益性を追求するとは、高い利益はどこでどのように発生するかを常に問いかけながら、考えを日々変えていくことなんだ。」(20「ビジネスにおける重力の法則」より)
(2003/12/27更新)
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