酒本舗
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十二月の酒と本(五)

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最近飲んだ酒 近頃読んだ本
福寿

福寿(兵庫)
手造り大吟醸
720ml/3000円


第6期「灘の酒大学」の取材時、蔵元にて試飲の機会を得る。この酒大学は第1期から毎年1回秋冬に訪れているため、定点観測的にこの蔵の酒を飲んでいることになる。その経験から判断して、今年の手造り大吟醸は「旨い!」ということで、きき酒師の先輩とも意見が一致した。
香りは華やかでありながらしつこさのないりんご系。飲み口は軽やかで後味もすっと引く爽やかさ。ほんのりとした甘味は女性にも好まれそう。せめてもう500円程安ければ文句なし!

ザ・プロフィット

ザ・プロフィット
エイドリアン・スライウォツキー著/中川治子訳

「利益が生まれる仕組みは多種多様だが、企業がどこで利益を上げられるかを決めるのは顧客である。」(「日本語版への序文」より))

「どうすればビジネスで利益を上げられるか」を徹底的に追求し、対話形式で分かりやすく紹介した本。全部で23の利益創出パターンが挙げられており、日頃の自分たちの仕事の進め方と対比したり置き換えたりしてみると、学ぶべきポイントがいくつも見つかった。なかなか奥の深い本だ。
利益を増やしたい時、ついつい目先の仕事でどのように料金交渉をするか、あるいはコストをどう抑えるかばかりに目が行ってしまうが、少し視野を広げて固定観念から脱却すれば、新たな利益創出のチャンスがきっと見つかるはず。「利益がなければ未来はない。もっと儲けたければ、もっと頭を使え!」と叱咤激励されたような気持になった。

「利益というのは、モデルや方程式というよりも考え方だ。物理学が物質のエネルギーについて教えてくれるように、利益は経済のエネルギーを教えてくれる。利益がないということはエネルギーがないということだ。未来を戦う能力もなければ、未来を作り上げる能力もないということだ。収益性を追求するとは、高い利益はどこでどのように発生するかを常に問いかけながら、考えを日々変えていくことなんだ。」(20「ビジネスにおける重力の法則」より)

(2003/12/27更新)

 
酒心館

酒心館(兵庫)
手造り生一本生もと造り純米
720ml/2400円


打って変わってこちらは生もと純米。どっしりした味わいと生もと造りならではのコシの強さは、いわゆる酒通好みか。ミルキーな乳酸菌の風味も感じられる。でも酸味はさほど強くなく、意外に喉ごしも重くない。ほぼ同時に飲んだ生もと本醸造よりも軽く感じた程。この時はよく冷えた状態だったが、ぜひ今度はぬる燗でちびちび飲んでみたい。

   

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