酒本舗

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三月の酒と本(六)

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明鏡止水 垂氷

明鏡止水 垂氷(長野)
特別純米槽しぼり
1800ml/2520円


「粋酔」新ラインナップ第7弾。「垂氷(たるひ)」とはツララのこと。年間100石限定の純米槽しぼりで、山田錦を60%磨き、蓼科山系の伏流水と蔵内培養した酵母で醸している。穏やかな香りと、軽やかな口当たり、そして透明感のある綺麗で上品な味わいを持ち、後味もスッキリ。「明鏡止水」のイメージに相応しい酒である。
蔵元は元禄2年(1689)創業の大澤酒造。肴は自家製蛍烏賊の塩辛、鮪と山芋千切りの和え物大蒜醤油卵黄乗せ。

自分ごとだと人は動く

自分ごとだと人は動く
博報堂DYグループエンゲージメント研究会

自分が感動をした経験を誰かに伝えたいという欲求は、私たちの本能的な性質です。
体験したことに感動したり、好意を持つことは素直に「自分ごと」になったということ。シェアする方法が格段に広がった生活者主導社会の中で、「感動」「好意」のレベルにまで達する経験をしたならば、生活者は積極的にその経験を発信するようになっていくのです。
(第4章「コミュニケーションは『自分ごと』で成功する」より)


情報の洪水で溢れかえる今日、もはや人は、企業が発信するメッセージにいちいち付き合っていられず、99%を「他人ごと」としてスルーしている。ではこんな時代、情報を狙った相手に食いつかせるにはどうすればいいのか? 多くの人がその情報を「自分ごと」に思える様、敢えて「突っ込みどころ」満載にしておきなさい、というのが本書の処方箋である。ソフトバンク「犬のお父さん」のTVCMは、まさにその好例と言えよう。
本書では他にも、人は自らに貼った「タグ」を相手に応じて使い分けながら暮らしている…とか、プランナーなら「凸と凹」を考えましょう…とか(凸は生活者に気づいてもらう最初の出っ張り/凹は生活者が関与したくなるくぼみ)、使える表現が随所に見られた。

突っ込みから始まった両者の出会いがいつしかエンゲージメントのあるハッピーな関係に移行する。そんなコミュニケーションが私たちの目指すところ。
そのための架け橋となるのが「エンゲージメント・テーマ」。架け橋の上でするデートは、やっぱり真ん中で語り合うのが素敵です。そのためにはお互いが楽しく歩み寄るシーンが欲しいな、と思うのです。
これからのマーケティングや広告に関わる人たちにとって、この「エンゲージメント・テーマ」を見つけられるかどうかが成功するかどうかの分かれ目になるだろうと思います。
(第4章「コミュニケーションは『自分ごと』で成功する」より)


(2010/3/15更新)

 
 
   

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